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材料は、小麦粉、イースト、パンへの愛。とっておきのパンの本「CRAFT BAKERIES」

わたしと同じくパン・コーディネイター(※)のひとりであり、長年の友でもある葵が、パンの本を出版します。

その名も「CRAFT BAKERIES(クラフト・ベーカリーズ)」

by BREAD LAB

こちらの本、月並みな情報誌ではありません。パン職人さんの信念、パン作りの哲学、発酵や小麦などのパンの不思議にもググッと迫る、パンへの愛と敬意と好奇心が形になった渾身の一作となっております。パン好きなあなたなら、きっと楽しめること間違いなし。リンカーン大統領的に言うと、「オブ・ザ・パン好き、バイ・ザ・パン好き、フォー・ザ・パン好き」な、今までにない画期的な本なのです。

”もしも幸せに匂いがあるのなら、それは焼きたてのパンのような匂いかもしれない。”

“世界一パンを愛する研究ラボ「BREAD LAB」が贈る、“パン好きによるパン好きのための本”の出版プロジェクト。愛すべきパン屋さんたちと、おいしいパンが何よりも大好きなあなたと一緒に作り上げる「幸せなパンの本」企画です。”
モーションギャラリー、ウェブサイトより

“「パンが好き」「パン屋さんが好き」という、気持ちでどこまでできるか。 無謀に思える挑戦の過程と結果が、この本に詰まっています。 ”
—入江葵(Bread Lab チーフ・ディレクター、本著あとがきより)

葵・the bread coordinator葵。必殺キラー・スマイルの下にキラリと光る鋭い目。見つめる先には、いつもパン。

「CRAFT BAKERIES」の中では、日本国内の選りすぐりのパン屋さんだけではなく、海外のイチ押しのパン屋さんも紹介しています。

実はわたしも、この本のためにニューヨークのパン屋さんを2軒取材させていただきました!どちらも個人的に思い入れのあるお店だったので、オーナーさんご本人をじっくりインタビューさせていただく機会に恵まれ、感無量でした。

TompkimsSquareBagels-60 copyTompkimsSquareBagels-53 copyTompkimsSquareBagels-65 copy@Tompkins Square BagelsSullivanStreetBakery-4 copySullivanStreetBakery-27 copySullivanStreetBakery-65 copySullivanStreetBakery-63@ Sullivan Street Bakery(わたしめっちゃ邪魔)

彼女たちのクラウド・ファンディングも、残すところあと4日。現在、コレクターが160人越えだそうです。ぜひともご注目ください!https://motion-gallery.net/projects/breadlab

ここに集え、パン好きスピリッツ!!!

SullivanStreetBakery-75 copyPhoto Credit: Ayumi Sakamoto

パンを通して、人と、歴史や文化と、世界とつながることができる。この本が無事に完成し、読み終わりにそんなことを感じてくれる方がいたならば、パンをこよなく愛する身として、製作に関わった身として、大変うれしく思います。

食べて美味しいだけじゃあないんです。味わい深く魅力あふれるパンの世界の扉を開けてしまったら、もう後戻りはできませんよ。


※)「パン・コーディネイター」という資格の存在を知らない方がほとんどだと思うので簡単に説明します。これは、味、種類、製法、ビジネスなど、総合的なパンの知識を身につけられる資格です。具体的には、パンのメニューを開発したい、というときなどにはソムリエ的な役割ができるし、新しいパン屋を開きたい、というときなどにはビジネスコンサルタント的な役割ができる、というものです。「じゃあ、パン焼くの上手なんですか?」という質問を受けるコーディネイター仲間は多いようですが、パンを実際に作るトレーニングは行わないので、パンを焼くのが上手な者は少数派です。

ドラマチック・メープル・グリルド・チーズ

ぱぱぱぱーん。

ELLE a Table 「世界のおやつ」の更新です。「おいしい」のさらに先を行くドラマチックなグリルドチーズをご紹介。彼らの舞台裏の彼らのユニークなミッションとか、NYのフード・トラック事情とか。今回はとくに思い入れのあるコラムに仕上がったので、お時間のあるときにぜひご覧くださいな。

美味しく食べて社会貢献!絶品「メープル・グリルド・チーズ」を召し上がれhttp://www.elle.co.jp/atable/pick/sekainooyatsu_newyork_14_1117

Screen Shot 2014-11-17 at 7.47.05 AM

ちなみに、グリルド・チーズというのは、ただの焼いたチーズではなくて、チーズをパンにはさんで、そのパンを熱々グリルにはさんでこんがりと焼いた、カリカリチーズパンのことです。最近恐ろしくはまってます。

パン愛でるパリ

croissant aux amandes(=クロワッサン・オ・ザマンド)が大好きです。

クロワッサン・オ・ザマンドとは、サクサクのクロワッサンに、中から上からアーモンドクリームをダブルパンチで加えて焼き直したヴィエノワズリー(甘いパン)で、パン屋さんにこれがあるとうれしくなります。前日のクロワッサンを使うので、前日にクロワッサンが売り切れてしまったら実現しない幻のパンなのです。

パリでもたくさん食べたので、フランス語で「クゴワソォ〜ン」と「ロ」と「ソ」が鼻に抜ける感じもうまくなってきました。

さあ、とても美味しいクゴワソォ〜ザモ〜ドを出すパリのパン屋さんをご紹介。

TOROshopモンマルトルのAbbesses駅から徒歩1分。パリのパン屋さんはどこもそうだけど、「ブーランジェリー/パティスリー」の文字がでかでかとかかげられているおかげで店名は目立ちませんが、「Toro」さんです。人気店なようで、Google Mapにも載ってる。

Toro – Boulangerie pâtisserie,
59 Rue d’Orsel 75018 Paris 7am~8pm, 日月休み

croissant aux amandesこちらのクゴワソォ〜ザモ〜ド(もういい?)は、中身がぎっしり。クリームパンみたい。しかも、日本で一般的に使われるスイートアーモンドではなく、香りの強いビターアーモンドが使われています。異国情緒たっぷりの、杏仁豆腐っぽいこの香りに包まれると、パリに来たなーと感じます。2度焼きされてほろ苦&ガリガリになった端っこのお耳もまた美味しい。たい焼きみたいな感じでメリハリをつけて食べられます。

cereal@TORO同店のシリアルのバゲット(baguette de pres)も好きです。歯茎に刺さるかと思うほどのガリッガリの分厚い皮(クラスト)とモッチモチの中身(クラム)の対比が素晴らしい。焼きトウモロコシとか焼きおにぎりとかの、あの醤油のこげたような香ばしさが、そのままパンに姿を変えたかのような、おせんべいを食べているかのような、そんな食べ心地。Mahoeatscroissant実は先っぽは鋭くとんがっていたのですが、背後から熱い視線をくれているこの方(写真)とシェアしました。

→食べているのは、チョコ入りクロワッサンをザマンド加工した進化系。食レポ勉強中です。パンコーディネイターの名にかけて…!

朝方と夕方の街角では、バゲットを手づかみしながらおうちに帰る人々の姿をたくさん見かけます。こんなに美味しいパンが毎日食べられて、パリッ子はいいなぁ。