カテゴリー別アーカイブ: 05. 社会の窓

9月19日付朝日新聞朝刊にて

先日ハフポストに投稿した「初めてのヘアドネーション(髪の毛の寄付)」の紹介記事を、朝日新聞さんが2017年9月19日付の朝刊で掲載してくださいました。朝日新聞デジタルでも読めます。
MahoAsahi
条件はそれぞれ違いますが、日本にもアメリカにも寄付先は複数あることを今回ドネーションをするにあたって改めて知りました。みなさま、髪の毛をばっさり切る際には、ぜひヘアドネーションを選択肢に入れていこうではありませんか。

My article about hair donation is now published on The Asahi Shimbun, a Japanese newspaper with the world 2nd largest circulation of 8 million. Check out their morning edition TODAY :)

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初めてのヘアドネーション(髪の毛の寄付)

歳を重ねたせいか、アメリカに来たカルチャーショックのせいか、昔はコンプレックスだった自分の色々なことが、どんどん気にならなくなっている。むしろ好きになったことだってある。その代表が、髪の毛だ。

わたしの髪の毛は、黒くて、太くて、多くて、まっすぐ。コテで巻いても、「長時間キープする」「スーパーウルトラハード」のヘアスプレーをべったりとふりかけても、数時間後には元の状態に戻ってしまう。どれだけ「スキバサミ」ですいてもらっても膨らむし、本流から外れたいわゆる「アホ毛」さえも直毛で、生えたままの方向へと強力に伸びるものだから、上に横にと収拾がつかない。

女性らしいスタイルがキマる猫っ毛がいつも羨ましくてしょうがなかったので、高校時代から何度も脱色したりパーマをあてたりしてみたけど、アメリカに来てお金がなくなったと同時に、「これは巷で人気の無造作ヘアだから大丈夫」と自分に言い聞かせ、手をかけるのをやめてしまった。

そんなわたしの髪の毛が、役に立った。

僭越ながら、ウィッグにして使っていただくべく、髪の毛を寄付(ヘアドネーション)したのだ。

募金のように頻繁にできる寄付ではなく、条件も限られるが、寄付をする側の負担が少なく、初めて寄付をするにあたって思っていたよりもずっとハードルが低かったので、ブログに書き残しておく。

わたしが寄付先として選んだのは、日本でもシャンプーなどの商品でおなじみの「パンテーン(P&G)」が2006年から行っているパンテーン・ビューティフル・レングス(Pantene Beautiful Length)というプログラム。

https://pantene.com/en-us/brandexperience/about-the-program

今までにアメリカとカナダの人々から集まった髪の毛で5万以上のウィッグを作り出してきたこちらのプログラム、アメリカがん協会(the American Cancer Society®)、カナダがん協会(Canadian Cancer Society)と組み、ガンによる闘病の過程で髪の毛を失った大人の女性たちのためにウィッグを無料で提供している。

長さ8インチ(20.32cm)以上、白髪が5%以下、脱色や染色、その他化学処理をしていない髪、というのが寄付できる髪の毛の条件だ。

PanteneHairRequirement

(英語での条件はこちら

パンテーンのサイトには、寄付までの手順と注意点がひとつひとつわかりやすく書いてある。せっかくの髪の毛をウィッグにしてもらえないと悲しいので、しっかりと予習してから実行しよう。(英語ではこちら)

Howtomakethecut

  1. 髪の毛をキレイにする。シャンプーで洗い、コンディショナーもOK。ヘアスプレーやスタイリング剤はNG。
  2. 髪の毛を1つにまとめる。(複数にまとめた方がいいみたいです!)
  3. ゴムで結び、ポニーテールを作る。
  4. ポニーテールは、切りたいラインの少し下にゴムが来るように確認。
  5. ポニーテールの長さを測る。8インチ以上であることを確認。
  6. 髪の毛がバラバラにならないように、ゴムの少し上をハサミで切る。
  7. ゴムでまとまった髪の毛の束をジップロックに入れ、しっかりと閉める。この時、髪の毛がしっかり乾いていることを確認。
  8. 髪の毛の束をクッション付きの封筒に入れ、こちらの住所に郵送する。
    Pantene Beautiful Lengths
    Attn: 192-123
    806 SE 18th Ave.
    Grand Rapids, MN 55744
  9. また伸びるまで待って、1へ戻る。

確認したら、さっそく輪ゴムとジップロックを持参して、ヘアサロンへ。

HairDonationBefore

断髪直前。

約2年間切っておらず、髪の毛の長さはウエストくらいだった。

ポニーテールにまとめる過程でゴムが何本もちぎれるし、ある時はゴムを解くと髪の毛の束の中で小さなムシが死んでいるのを発見(富士の樹海かと)、今しかないと決断。他にも、髪の毛が肩掛けバッグの持ち手に絡まって後ろを振り向けなかったり、寝てる時に首に巻きついて悪夢にうなされたりして、ロングヘアは何かと大変だということを学んだ。

HairDonationRightAfter

断髪直後。

9インチ(23cm)くらい。根元を輪ゴムで止めてその上にハサミを入れてもらった。ここでゴムの下を切ってはいけない。髪の毛がバラバラになるとウィッグとして使えないからだ。スタイリストさんは、「ヘアドネーションをするためにこうして髪の毛を束ねて持って帰るお客さんはけっこういますよ。」とおっしゃり、ポニーテールを3つに分けて切ってくれた。その後残った髪の毛は普通に切って整えてもらった。

HairDonationSent

持って帰って、封筒に入れて、郵送して完了。切り方をよくご存知のスタイリストさんのおかげで、初めてでも簡単だった。HairDonationAfter

YAMA
6 Spring St
New York, NY 10012
917-475-1283
http://yamahairsalon.com

(→散髪直後。スタイリストのMayuさん、ありがとうございました!)

先日、撮影のヘアメイク中に髪の毛の話になって、メイクさんが「アジアの女性の髪の毛は丈夫で羨ましいわ。あなたのも喜ばれるわよ。グッジョブ!」と言ってくれて、黒くて太くて多くてまっすぐの「丈夫な」髪の毛が嫌いだった身としては、素直に嬉しかった。脱色とパーマをやめたことも、意外なところで役に立った。

抗がん剤治療をしていた女友達が身近にいたので、ほんの小さなことだけど、髪の毛が伸びたら寄付したいとずっと思っていたのだ。闘病はそれ自体が本当に大変。ウィッグで、気持ちだけでも、少しでも、明るくなれるといいなと願う。

また伸びたら寄付したいな、と思える良い経験でした。

☆☆☆

「8インチ以上の髪の毛であれば受け取ってくれること」「大人の女性用のウィッグとして使われること」が今回わたしがパンテーンのプログラムを選んだ決め手になったが、寄付先は他にもあって、条件も様々。最低12インチ以上の長さが必要なところもあるし、集まった髪を子供用のウィッグを作るために使うところもあるし、白髪や脱色染色した髪の毛でも受けとってくれるところもある。ご興味のある方は、使用用途、ご自身の髪のタイプ、どのくらいの長さを切れるか・切りたいか、によってぴったりの寄付先を選ぶと良いだろう。

その他の寄付先の例:

ーLocks of Love
http://www.locksoflove.org

闘病で髪の毛を失ったアメリカ&カナダ在住21歳以下の方々のためのウィッグ用。寄付を受け付ける髪の毛の長さは10インチ(25.4cm)以上。染色やパーマをした髪の毛、白髪はOK。脱色した髪の毛はNG。

ーWigs for Kids
https://www.wigsforkids.org

ガン、火傷、脱毛症などによって髪の毛を失った子供たちのウィッグ用。長さ12インチ(30.48cm)以上。白髪はOK、カラー、パーマはNG。

ーJapan Hair Donation & Charity (日本)

https://www.jhdac.org/

病気が原因で頭髪を失った子供たちのウィッグ用。長さ31cm以上、極度に痛んでなければOK。

他にもたくさんあります!

(この投稿は、2017年9月14日ハフポストジャパンに一部改訂して転載されました。)

本日火曜朝日新聞朝刊にて

本日火曜の朝日新聞朝刊「オピニオン」欄に、ハフィントン・ポストに書いた記事「大炎上した日本風オペラ『ザ・ミカド』なぜ怒りを買ったのか」が掲載されました。

The Asahi Shimbun, a Japanese newspaper with the world 2nd largest circulation of 8 million, picked up my article on the Huffington Post about the “yellowface” problem related to the recent ‘The Mikado’ cancellation. Check out their morning edition.

MIKADOonASAHI10:6出勤前の忙しい時間に紙面をスキャンして送ってくれた弟よ、ありがとう!
(注:著作権の関係で画像はぼかしてあります)

この件に関してたくさんのコメントを読ませていただいて、差別は政治的文化的な文脈の中で解釈しなければいけない、ということをあらためて考えさせられました。

日本では冗談になることが冗談にならないところに、この問題の根深い闇があるのだと思います。

わたしも日本で生まれ育った日本人のひとり。アメリカに住むアジア系アメリカ人のみなさんの話を直接聞いたり、その暮らしぶりを肌で感じたりしたことがなければ、なぜ今回の「ザ・ミカド」を多くの人が差別だと思ったか、ピンとこなかったかもしれません。

今回の騒動に関しては、実際にたくさんの人が「このミカドは差別的だ」と感じたという事実をしっかりと受け止め、理解しようとすることが、問題解決の鍵だと思いました。

☆☆☆

友人で脚本家/俳優の近藤司くんが、雑誌Penのブログに関連記事を書いてくれました。ぜひご一読あれ。
「アメリカで炎上するアジア風エンターテイメントたち」

彼のブログの他の記事も身近なトピックが新しい視点でとりあげられていて面白いのでぜひ。

☆☆☆

この辺りの関連スレッドのコメントもすごく参考になりました。

大炎上した日本風オペラ「ザ・ミカド(The Mikado)」はなぜ怒りを買ったのか

ニューヨークのシアターカンパニーである、ニューヨーク・ギルバート・アンド・サリバン・プレイヤーズ( New York Gilbert and Sullivan Players 、以下NYGASP)が、12月に公演予定だった「ザ・ミカド(The Mikado)」というオペレッタ(喜歌劇)のキャンセルを発表しました。

アジア系コミュニティを中心に、たくさんの人々からの抗議の声を受けての決定です。

☆ 「ザ・ミカド」ってどんな作品?The Mikado fb

「ザ・ミカド(=帝)」というタイトルなので日本の話かと思ってしまいますが、そういうわけではありません。

舞台は、日本をモデルにした架空の街「ティティプー」。日本人っぽいキャラクターたちが巻き起こすドタバタコメディを通してヴィクトリア時代のイギリス政府を風刺するこのお話は、ギルバート&サリバンが残した14作品の中で最も人気の高い演目のひとつです(wikipedia)。

(写真:NYGASPの公式FBページより)

キャラクターたちに付けられているのは日本人の名前ではなく、「ヤムヤム」「ナンキ・プー」など、東南アジアや中国の言葉っぽく聞こえる英語の幼児語や単なる音を元にした名前です。そんな彼らを演じるのは、日本っぽいメイクを施した白人の俳優というのが慣例。セッティングや衣装やジョークなども、西洋目線からの日本っぽさが強調されたものになっています。

とまあ、こんな感じで、日本人のわたしからするとツッコミどころが満載。もっとも、日本人や日本文化の描き方が間違っているのは当然かなという気もします。「ザ・ミカド」は、100年以上前の1885年、イギリスでイギリス人によってイギリス人のために作られました。当時のイギリスの人々にとっては日本という国のリアリティなど、おとぎ話の中の架空の国と同じ程度でしかなかったでしょう。

しかしながら、今回公演キャンセルに至った経緯を振り返ると、日本人や日本文化の解釈が間違っているのがいかん、という単純な話ではなさそうです。

☆ 物議をかもす 「ザ・ミカド」のイエローフェイス

実は、「ザ・ミカド」が物議をかもしたのは、今回が初めてではありません。2004年にはニューヨークで、2007年と09年にはロサンゼルスで、2007年にはボストンで、2011年にはオースティンで、2013年にはデンバーで、そして2014年にはシアトルで、同じく「ザ・ミカド」の公演に対する抗議運動が起こっています。シアトルの模様は全米ニュースにとりあげられて注目を集めました。

白人の俳優がアジア人の役を演じることを、俗に「イエローフェイス(Yellow Face)」と言います。もっと具体的には、アジア人っぽいメイクアップを施したり、英語にアジアなまりを加えたりすることで、アジアっぽいイメージを誇張して演じることがイエローフェイスと呼ばれます。

「ザ・ミカド」の公演スタイルを含め、イエローフェイスの是非については長年にわたって議論されてきました。

この話題を語る上でまっさきに名前があがる人物の中に、ブロードウェイ舞台「M バタフライ(M Butterfly)」でトニー賞やゴールデン・グローブ賞をはじめとする数々の賞を受賞した中国系アメリカ人脚本家のデイヴィッド・ヘンリー・ウォン(David Henry Hwang) さんがいます。彼は「フェイス・バリュー(Face Value)」(1993年)、「イエローフェイス(Yellow Face)」(2007年)といった作品を世に出したり、数々の関連インタビューに答えたりすることで、多くの人々の考えに影響を与えてきました。

☆ 対 NYSAGP「ザ・ミカド」抗議運動のインパクト

今回の抗議運動の中心になった人物のひとり、リア・七子・ウィンクラーさんにお話をうかがったところ、やわらかい物腰で以下のようなことを話してくれました。

リアさんは、9月の中頃に届いたNYGASPの「ザ・ミカド」のフライヤーを目にした途端、強烈な違和感を覚えたと言います。

黙っていてはいけない…!

そう思った彼女は、まずNYGASPに直接電話をかけて問い合わせをし、全キャスト40人中アジア人はふたりのみという事実を知らされ、このプロダクションがイエローフェイスであるという確信を得ました。

その後、1年前の抗議運動についてシアトル・タイムズの関連記事を担当したジャーナリストにすぐに連絡をとり、彼のアドバイスにしたがって自身のブログに行動を呼びかける記事を投稿。記事はSNSで瞬く間に広がり、1夜にして20,000人の人に読まれたそうです。

それを受けて、NYGASPの幹部メンバー、公演予定会場、 大手Yelpを含む複数の口コミサイトには、抗議の電話やEメールや書き込みが殺到しました。同時にリアさんのところにも心ないメッセージが届いたそうですが、それをはるかに上回る数の共感・激励のメッセージが寄せられて驚いたと言います。

彼女の周りには志を共にする10-12人ほどのメンバーが集まり、サポート体制が整いました。メンバー内で話し合い、「人種差別的な今のプロダクションではない、別の方法での公演を検討してくれないか」という要求をNYGASP宛に出そうとしていた矢先、先方から公演の全面キャンセルを決定する知らせが届いたそうです。

リアさんのブログ記事投稿から、NYGASPの公式Facebook上でキャンセルの知らせが発表されるまでにかかった時間は、わずか2日。この問題への人々の関心の高さを思い知らされる結果となりました。

the-mikado-nygasp-flyer(写真:NYGASPのフライヤーの一部。リアさんのブログより。)

☆ アメリカで直面する人種の壁

この一連の騒動を理解するには、日系人を含むアジア系アメリカ人のみなさんの暮らしぶりに思いを馳せる必要があると思います。

わたしのアジア人の友人の例を3つ出します:

  • アメリカで生まれてそこで幼少期を過ごしたAさんは、現地校に通っていた4歳の頃、鏡を見ては「わたしはどうしてみんなと違ってこんなにヘンな顔をしてるんだろう」と思いながらもんもんと過ごしていたそうです。
  • 結婚してアメリカに移住して家族と暮らしているKさんは、自分自身の似顔絵を描く8歳の娘さんが、髪色をかたくなに金髪に塗りたがることに胸を痛めていました。
  • 大人になるまでアメリカで育ったHさんは、非アジア人の子たちが、家の前まで走ってきて、中国語の音を真似た言葉を叫んで去っていく、というようないじめを子どもの頃にたくさん経験したと話してくれました。

周りのアメリカ人と見た目が違うことに悩む。アジア人だということで他の子からからかわれたり仲間はずれにされたりする。周りのほとんどが自分と同じく日本人という環境で育ってきたわたしは、幼い頃にこうした経験をしたことがありません。一方、アメリカで暮らすアジア系アメリカ人のみなさんは、幼い頃から日常的に、こうした人種の壁と向き合いながら生活しています。

楽しむために作られたエンターテイメント作品の中にも、偏見を増幅してしまう要素は存在します。

例えば映画。南カリフォルニア大学(University of Southern California)の調査によると、2013年に最も売り上げの大きかった映画100作品の中の3,932つのキャラクターのうち、台詞のあるアジア人の役は全体のキャラクターの4.4%だったそうです。この数字は、アジア人がアメリカの全人口に締める割合が約5%(wikipedia) だということを考えると妥当に思えるかもしれません。しかしながら、頭数に入っている多くのアジア人キャラクターが脇役もしくは小さな役だということを考えると、現代のアメリカの映画界がアジア系アメリカ人の現実を正しく反映していると言うことはできないのではないでしょうか。

そんな偏ったアメリカのエンターテイメントを日常的に観ているアジア系アメリカ人のみなさんが、NYGASPの「ザ・ミカド」のような舞台を観たら、どう思うでしょうか。アジア人っぽい特徴をおもしろおかしく誇張させたキャラクターたちが、アジアに関するジョークを連発する、白人だらけの舞台を観たら…。

実際に何が起こったかは前述の通りです。

☆ 政治的な正しさ(PC)と「ザ・ミカド」のこれから

エンターテイメント作品を発表するときは、差別的な偏見を拡散しないように気をつけなくてはいけません。そうでないと、多くの人に受け入れてもらえません。

差別的でないことを表す言葉を、アメリカでは「政治的に正しい」=「ポリティカリー・コレクト(Politically Correct)」、略して「ピー・シー(PC)」と言います。一般的に、多様な人種や文化が混在するアメリカのメディアは、PCの厳しい水準を持っています。

今回のNYGASPの「ザ・ミカド」は、PCの視点が欠落していました。その結果、アジア人への差別的な偏見を増幅させるものと受け止められ、多くの人の怒りを買ったのです。

SNSが発達し、少数派の意見が表面化されやすくなった今、PCを考慮せずに作品を世に出すことは難しくなりました。SNS的なコミュニケーションの形はますます発展するだろうと考えられるので、この流れはこれから先もっと強くなるでしょう。

では、PCを考慮しなければいけない中で、人気歌劇である「ザ・ミカド」はどのように演じられていくべきなのでしょう。

キャストをアジア人中心にすればいいのでしょうか(過去のミネアポリスのプロダクションでは実際にそのように演じられました)

物語の舞台である架空の街から、日本っぽい要素を除けばいいのでしょうか。

そもそも「ザ・ミカド」はもう演じられるべきではないのでしょうか。

いろいろな意見が飛び交っていますが、PCの基準は社会の動きやそこで暮らす人々の価値観とともに変わるので、その時代と場所にあった答えをひとつひとつ出していくしかありません。

「わたしたちは、会話を求めていました。」

とくに印象に残ったリアさんの言葉です。

今回は、双方が話し合いをする前に、NYGASPが率先して公演をキャンセルするという結果になりましたが、違和感を率直に先方に伝えることで会話のきっかけをつくり、建設的な解決法を導きだそうとしたリアさんの姿勢には多いに賛同します。

11月にはニューヨークでリアさんたちを中心とした複数の団体が力を合わせ、「ザ・ミカド」の今後や今回の出来事の社会的な重要性を話し合うコンファレンスが開かれる予定だそうです。わたしも一緒に考え、会話に参加してこようと思います。

(この投稿は、9月30日の The Huffington Post に転載されました。)

ついに同性婚がアメリカ全州で合法に!盛り上がるLGBTQプライド・パレード後編

急いで写真を整理したので、どんどんいきます! PrideBigFlag PrideIndonasianPrideKiss!Pride2shot PrideLove PrideAudience PrideParents PrideHair PrideDance PrideDoggy2 PrideUmbrella Pridecar PrideDancer3 PrideCocaCola PrideCitiBike PrideBaby PrideFLags Pridekids2 PrideGAYOK PrideDancer2 PrideUnicorn Pridefinallymarried もうね、愛と自由と喜びと、そして笑いに満ち満ちた素晴らしいパレードでした。

ほろっとくる場面もたくさん。。「ウン十年前にボーイスカウトを追い出されました。僕がゲイだったから」とか(ボーイスカウトはLGBTQに保守的な団体でしたが今年はパレードに参加していました)、「ウン十年間寄り添い続けてついに結婚しました」とか、とくにしわしわのおじいちゃん達がシェアしてくれるストーリーにぐっときました。

アメリカの歴史的な前進を、心から祝福したいと思います。そしてこの決定が、世界中の愛し合う人たちがふさわしい機会を得るきっかけになってくれるよう、心から祈ります。

本当にほんとにほんっとに、おめでとう!!!

☆☆☆ HappyPrideM