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おやつ最終回

2013年からニューヨーク編を担当させていただいていた ELLE ONLINE「世界のおやつ」の連載は、今回が最終回です。

トリを飾るおやつは、泣く子も笑うこちらのシェイク@Black Tap

BlackTap

「超行列!超豪華! 驚きのビジュアル、「クレイジーシェイク」がスゴい!」

BlackTapKiyo

(→)言葉を失い、フライドポテトをパクつくしかない、ジム帰りのキヨちゃん

今まで、ご愛読いただきありがとうございました。

これからは気まマホ日記の方で、ニューヨークのおやつ&ごはん情報を積極的に更新していく(つもり)ですので、お楽しみに!

ロケ弁じゃない、アメリカ撮影現場のごはん事情

暑い。

これは毎日やばい暑さです。

尋常じゃなく不快なので、ここ一週間くらいTシャツ短パン以外の服は着られない状態です。1日の終わりの衰弱ぶりがハンパない。

皆さん、暑いと食欲がなくなりがちですが、こういう時ほど栄養あるものをしっかり食べて、元気を出していかないといけませんよ。。。!!

☆☆☆

ところで、「腹が減っては戦はできぬ」の認識があるのは、日本だけではありません。アメリカでも同じです。むしろ、こちらの方がある意味、徹底しているかもしれません。

というわけで今日は、わたしが見てきた、アメリカの撮影現場のごはん事情を少しご紹介しますね。

onsetforCM (1)

日本で撮影現場のごはんと言えば、いわゆる「ロケ弁」。

銀だらの西京焼きとか、卵焼きとか、しいたけの煮付けとか、丁寧に準備された品々がコンパクトに詰め込まれたロケ弁は、効率とグルメを追求した珠玉の品。食事もままならないほど忙しい状況の中でも美味しいものを食べてやる!!という、意気込みを感じますよね。

一方、アメリカの映画、テレビ、CMなどの現場では、ロケ弁は出てきません。それでは、俳優やスタッフの皆さんは、一体どんなごはんを食べているのでしょうか?

答えは、「ケータリング」のビュッフェ式ごはんです。

Wikiでは「顧客の指定する元に出向いて食事を配膳、提供するサービス業」と定義されているケータリング。プロダクションとは別の、ケータリングを専門とする会社が、準備から片付けまで、撮影現場の「3度の飯」をすべて担当してくれます。

ニューヨークにお住いの皆さんは、美味しそうな食べものが並んだケータリングのテントがひとつふたつとサイドウォーク(歩道)に並んでいるのを、見かけたことがあるのではないでしょうか(そして、しれっと何食わぬ顔でスタッフやキャストに紛れちゃえば、自分も食べられるんじゃないかな、、、という邪念が頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。)

内容を見ていきましょう。

まず、朝は何と言ってもカフェインとカーブ(炭水化物)が必須です。コーヒーは、ニューヨーカーのガソリン。これで眠気を吹っ飛ばし、さらにベーグルやマフィンなどの粉もので脳に栄養を送ります。この2つは、ケータリングを雇えないほど低予算の現場だとしても、しっかりと用意されていることがほとんどです。。

プロダクションの予算にもよりますが、ケータリングの朝ごはんにはその他、フルーツ、ヨーグルト、シリアル、ナッツ、オムレツ、カリカリベーコン、ソーセージ、ポテト、食パンやフランスパンやクロワッサンなど数種類のパンとピーナッツバターなどの各種スプレッド、、、とバラエティ豊かなメニューが勢ぞろいすることも珍しくありません。

中でもわたしのお気に入りは生ジュースです。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系や、人参やビーツやセロリなどの野菜系のジュースを、DIYで好きなだけ作れるコーナーが準備されていることがあるのですよ。生ジュースって、自宅で作ると、たった1杯をつくるためだけに、準備も片付けもたいへんだし、ゴミも出るし。。。

 

cateringbreakfast (1)さらに、テントの近くにトラックが停まって(または朝ごはんセクションの一角で)、作りたてのメニューを出してくれることも。ブリトー、ラップサンド、目玉焼きトーストなど、なんでも好きなものをリクエストしてOK。

先日は、「野菜とチーズと卵を適当にパンに挟んで」、とオーダーしたら、コッペパン風のパンにスパニッシュオムレツが挟まれた熱々のサンドイッチが出てきて、クリエイティビティとあまりの美味しさに朝から感激しました(写真)。

もはや、どこのホテルですかここは、と。ケータリングすげぇ。

ランチやディナーには、サラダなどのアペタイザー、サンドイッチやパスタなどの炭水化物、お肉やお魚のタンパク質、デザートと、だいたいの場合はフルコースが一通り用意されています。アレルギーがある人、食事制限をしている人、健康志向の人のニーズにもしっかり対応、関係者みんなが食べられるようにという細やかな配慮がうかがえますね。

さらに、「3度の飯」に加えて、クラッカーやディップなどの軽食、スイーツ、スナックなどの間食がいつでも食べられるよう、撮影現場の一角には専用のコーナーが用意されています。これらは「クラフトサービス(Craft Service)」と言って、ケータリングとはまた別の担当者が、一日中つきっきりで管理をしてくれます。現場では短縮して「クラフト」とか「クラフティ」とか言います。

撮影中いつ腹ペコになっても、ケータリングとクラフトサービスがあれば安心です。ごはんもおやつも食べ放題ですからね。いやぁ、ここまで至れり尽くせりにしていただくと、誰だって、やるぞ!という気になりますよねぇ。

実は、こうしたありがた〜いごはん事情には、労働組合が大きく影響しています。

俳優組合の規定では、「集合時間から6時間以内にはランチ休憩を設けること、云々」ときっちり決められているんです。もしも、撮影スケジュールが押して、、、移動に思ったより時間がかかって、、、、などと言ってごはんが遅れたりすると、プロダクションは俳優にペナルティを払わなければいけません。

ちなみに、ごはんの権利が守られているのは俳優だけではなく、それぞれ専門の組合に入っているカメラさん、音声さん、セットデザイナーさん、などのスタッフの皆さんも同様です。これはアメリカならではのようで、初めてニューヨークで仕事をしたという日本のプロデューサーさんが、「セットの準備中、どんなに大事な局面であろうとも、ランチの時間になるとみんな仕事の手を止めてサラッと食べに行ってしまう。日本じゃありえない。」と嘆いていたのが印象的でした。

「ベストのコンディションで力を発揮するためには、ごはんをないがしろにしてはいけない」という認識が徹底しているのは、ありがたい限りです。腹ごしらえをさせていただいた分、しっかり仕事をせねばいけませんね。

一方、日本の撮影現場では、「ごはんが遅れたから罰金払え!」と申し立てる者は誰もおりません。それ故か、忙しすぎて食事の時間もままならない、という状況に陥ることも(あったような。遠い記憶の彼方に)。前述のようなクラフトサービスもありません。しかしながら、関係者の誰かが話題のスイーツやこだわりのお菓子を差し入れてくれることも多かったりして、組合絡みでガチガチにルールが決まってないからこその、個人の心遣いが入る余地があると言いますか、グレーゾーンがいっぱいあると言いますか、それはそれで良さだったりもします。

こうした違いはおもしろいですね。

(この投稿は、2016年8月19日のThe Huffington Postに転載されました)

「最近ね、植物にハマってるんだ」

と話したら、間髪入れず友達に「それは歳だよ」とズバッと言われました。

「まず動物がきて、次に植物がきて、最後は石にはまり出すらしいよ!」

と。

そう言われると当たってるかも。しかもすでに、クリスタルでできた、本をおしゃれに挟んで固定するやつとか欲しいと思ってたし。。。

もう私、「石」の段階に差し掛かってる。。。?

そんなわけで7月にひとつ歳を重ねた筆者です。

誕生日には私の背丈くらいある植木を買いました。ハンギングプランターも、我が家には残念ながらもう吊るす場所がないという有様です。

☆☆☆

去年の夏は涼しめの日が多くて拍子抜けでしたが、今年はしっかり夏!という暑さが続いてます。

しかも暑いだけじゃなくて、湿気がすごいんです。蒸し蒸しと暑いなーと思ってたら、夕方には周りの音が全く聞こえなくなるくらい激しい夕立がザザ降りして、ずぶ濡れてボロ雑巾のようになりながら帰宅することがしばしばあって困ります。

ここは熱帯雨林か?

NicolinowithMac1my コンピューターも暑くて大変そう。動きが鈍くて「ウォーン」とか悲鳴をあげてる時には、氷枕を下に敷いて作業しています。

お友達が日本から持ってきてくれた、固くならない優れもののアイスノンです。寝るときにも重宝しています。

あ、このニコリーノ可愛いですね。可愛いすぎるので寄りでもう一枚。

NicolinowithMac2

マホぴはいよいよ夏バテ気味なので、次のブログは君が書いてくれるかな?

☆☆☆

さて、氷つながりで、イベントの話題を。夏の蒸し蒸し攻撃にヘロヘロになっていた矢先、涼しげなこちらのイベントにご招待いただきました。

HoppyOkamoto1

日本で大人気のホッピー(Hoppy)と、ニューヨークで氷の彫刻といえば!の Okamoto Studioさんのコラボイベント、その名も

自分で削った氷の my ジョッキで、ホッピーを飲もう!

ものすごく夏らしくて最高にクリエイティブでめちゃくちゃ美味しそうで超絶楽しみそうすぎるではないですか。とうわけで、張り切って行ってきました。

HoppyOkamoto2

HoppyOkamoto3

じゃーン。

私の作ったお魚です。氷ってこんなに優しい力で削れるとは知らなかった!

ちなみにこちらはご一緒したKyoko師匠のジョッキ。(何の師匠かはまた別の投稿で)立派な富士山です。HoppyOkamoto4

フォーク(みたいな氷の削り器)を手に取るや否や、感覚に任せてサクサクと削り始めたわたしを横目に、Kyoko師匠は5分くらい氷を回したり手をかざしたり目をつぶってぶつぶつ言ったりしながらデザインのシミュレーションしていました。その時の目つきの鋭さが半端なかった。一方のわたしが「ま、これでいいかな、お腹すいたし」と早々に作業を切り上げ、バーベキューのブースを往復し、Kyoko師匠の真横でお皿をまるまる平らげてる最中もなお、Kyoko師匠は脇目もふれずに一心不乱に削り続けていました。

さすがの完成度です。

HoppyOkamotoMugs

Kyoko師匠のジョッキは、黒ホッピーを入れたら、その富士山噴火してる?という感じに。他のゲストからも「ワオ〜!ボルケーノ(火山)!!アメ〜ィジング!!!」とか言われて写真を撮られてました。

師匠、さすがです。

ホッピーは、白の他に、赤や黒もあるそうです。わざわざ日本に帰らなくてもいいんです。ニューヨークでもいただけますので、みなさま是非!

Hoppy Okamoto5

ホッピーを応援しよう:
Facebook: @HoppyBeverageNewYork 
Instagram: @HoppyBeverageCo #hoppynyc #ホッピー

HoppyOkamoto@OKAMOTO STUDIO

☆☆☆

そうそう、氷にはニコリーノもたいへんお世話になっていますよ。

夏はふわふわ毛皮を持つうさぎの皆さんには厳しい季節ですが、暑い時の強力な助っ人が、凍らしたペットボトル。我が家でもシェルターでも大活躍しています。

実は、ニコリーノはもともとペットボトルが相当嫌いでした。いつも寝ているところにそっと置くようにしていたのですが、どんなに細心の注意を払ってそぉっと置こうとも、すぐに飛び起きていたんです。どんなに白目をむいてお腹を出して寝ていようとも、横にペットボトルが現れるや否や果敢に戦いを挑む姿がいたいけでしたが、3年目にもなってようやくその機能を理解した(諦めた)ようで、最近は仲良く一緒に並んで寝ています。

BunnyCondo20162

気まマホ日記を訪問してくださる皆様も、どうぞ夏バテや夏風邪など召されませぬよう。

暑中お見舞い申し上げます。

材料は、小麦粉、イースト、パンへの愛。とっておきのパンの本「CRAFT BAKERIES」

わたしと同じくパン・コーディネイター(※)のひとりであり、長年の友でもある葵が、パンの本を出版します。

その名も「CRAFT BAKERIES(クラフト・ベーカリーズ)」

by BREAD LAB

こちらの本、月並みな情報誌ではありません。パン職人さんの信念、パン作りの哲学、発酵や小麦などのパンの不思議にもググッと迫る、パンへの愛と敬意と好奇心が形になった渾身の一作となっております。パン好きなあなたなら、きっと楽しめること間違いなし。リンカーン大統領的に言うと、「オブ・ザ・パン好き、バイ・ザ・パン好き、フォー・ザ・パン好き」な、今までにない画期的な本なのです。

”もしも幸せに匂いがあるのなら、それは焼きたてのパンのような匂いかもしれない。”

“世界一パンを愛する研究ラボ「BREAD LAB」が贈る、“パン好きによるパン好きのための本”の出版プロジェクト。愛すべきパン屋さんたちと、おいしいパンが何よりも大好きなあなたと一緒に作り上げる「幸せなパンの本」企画です。”
モーションギャラリー、ウェブサイトより

“「パンが好き」「パン屋さんが好き」という、気持ちでどこまでできるか。 無謀に思える挑戦の過程と結果が、この本に詰まっています。 ”
—入江葵(Bread Lab チーフ・ディレクター、本著あとがきより)

葵・the bread coordinator葵。必殺キラー・スマイルの下にキラリと光る鋭い目。見つめる先には、いつもパン。

「CRAFT BAKERIES」の中では、日本国内の選りすぐりのパン屋さんだけではなく、海外のイチ押しのパン屋さんも紹介しています。

実はわたしも、この本のためにニューヨークのパン屋さんを2軒取材させていただきました!どちらも個人的に思い入れのあるお店だったので、オーナーさんご本人をじっくりインタビューさせていただく機会に恵まれ、感無量でした。

TompkimsSquareBagels-60 copyTompkimsSquareBagels-53 copyTompkimsSquareBagels-65 copy@Tompkins Square BagelsSullivanStreetBakery-4 copySullivanStreetBakery-27 copySullivanStreetBakery-65 copySullivanStreetBakery-63@ Sullivan Street Bakery(わたしめっちゃ邪魔)

彼女たちのクラウド・ファンディングも、残すところあと4日。現在、コレクターが160人越えだそうです。ぜひともご注目ください!https://motion-gallery.net/projects/breadlab

ここに集え、パン好きスピリッツ!!!

SullivanStreetBakery-75 copyPhoto Credit: Ayumi Sakamoto

パンを通して、人と、歴史や文化と、世界とつながることができる。この本が無事に完成し、読み終わりにそんなことを感じてくれる方がいたならば、パンをこよなく愛する身として、製作に関わった身として、大変うれしく思います。

食べて美味しいだけじゃあないんです。味わい深く魅力あふれるパンの世界の扉を開けてしまったら、もう後戻りはできませんよ。


※)「パン・コーディネイター」という資格の存在を知らない方がほとんどだと思うので簡単に説明します。これは、味、種類、製法、ビジネスなど、総合的なパンの知識を身につけられる資格です。具体的には、パンのメニューを開発したい、というときなどにはソムリエ的な役割ができるし、新しいパン屋を開きたい、というときなどにはビジネスコンサルタント的な役割ができる、というものです。「じゃあ、パン焼くの上手なんですか?」という質問を受けるコーディネイター仲間は多いようですが、パンを実際に作るトレーニングは行わないので、パンを焼くのが上手な者は少数派です。

最近のグルメとレシートの裏切り

すっかりお知らせするのを忘れていたのですが、最近 ELLE ONLINE で書いたコラムのご紹介です。どちらもわたしが個人的にリピートするイチオシのお店。

☆ ホスピタリティが最高なフィリピン料理店「マハルリカMaharlikaBrunch

☆ 雰囲気も美味しい「レッドフック・ロブスター・パウンドRHLP

どちらのメニューもボリュームたっぷりです。作り手の心意気を舌でぞんぶんに味わった後は、幸せがいっぱいつまったお腹をさすりながら、イーストビレッジ界隈を散歩してみてね。

☆☆☆

ところで、最近、金運がないようです。使おうと思ったニコリーノの干し草用のクーポンの有効期限が切れてたり、Amazonで買った自転車の部品が使用1日目で跡形もなく消えたり、クレジットカードが不正使用されたりして、なんかパッとしないなぁと思っていたところ、先日ベルギー料理の美味しいブランチを食べて有頂天になった後にお会計のレシートを見ると…AHOHONDAreceipt

ついに、とどめを刺された感じ。 お腹いっぱいで油断してたよ。

でもちょっと笑ってほっこりました。

ご一緒したお友達の「つちやま」という名字も「つちやあ(TSUCHIYAA)」というふにゃっと気の抜けた感じになって出てきたので、「M」の文字を印刷できない機械だったのでしょう。

クレジットカードはなぜかカリフォルニアのターゲットで20ドルのお買い物に使われていたそう。オンラインショッピングじゃなくて実際に提示されて使われたことになっているようです。ずーっとニューヨークのわたしの元にあったのですがね。しかもターゲットで20ドルて、犯人は意外と庶民的な人物だとみた。気がついてくれて助かりました。はやく新しいカードが届くといいなぁ。