カテゴリー別アーカイブ: 2. オーディション

CMオーディションとか英語での世間話とか

1月にカリキュラムを一新して試行錯誤してきた英語学習の効果が、最近少しずつ見え始めている。

具体的には、「Your English is good!(英語上手だね!)」と言われることが減り、「Are you from here?(アメリカ出身?)」とごくたまーに言っていただけるようになった。英語を褒められているうちは「外国人」の域を出てないってことだから、ちょっと前進。

↓こんな状態からはかろうじて脱却bunnyeasterchocolate

ただ、いつまでたっても苦手なのが、英語での世間話。TPOにあっていて、かつあたりさわりのない英会話をスムーズにする…というのにほんとーに苦戦する。「What’s happening?」「How was your day?」のような1日に何十回も聞かれるような質問にも、もれなく気後れしてしまうことさえある。

日常会話だけではなくて、仕事でもこの世間話スキルは容赦なく試される。その筆頭が、CMのオーディションだ。

通常、CMのオーディションでは、前もってまたは現場でサイズと呼ばれる短い台本をもらうか、向こうの要求に合わせてインプロ(即興)をすることがほとんど。

英語のサイズをぶっつけ本番で読むことのハードルが第2言語を話す者にとっていかに高いか、、、は、想像していただけるかと思うので割愛する。しかし、インプロの場合も、台詞を覚えなくていいからって安心はできないのだ。

カメラに向かって自分のエピソードを披露することもあれば、別のアクターと一緒に、友達、恋人、夫婦、親子等という設定で会話をさせられるのだが、ここで日頃の世間話スキルが露呈する。

まあ、サイズなしのオーディションというのはきっと、本番のCMでの台詞はゼロかひと言程度なわけで、重要なのは話す内容ではなく話している「雰囲気」とか「表情」だと思うのだ。そう思うのだけど、ここでの世間話がうまくできないと、バタフライで飛び込める穴はどこですか、、、という撃沈状態に陥る。

例えば、ビジネススーツを着てくるように指示があっただけなので、普通のオフィスワーカーの役かな?と思いながら参加した先日のオーディション。

某有名レストランの全国放送のCMだし、よく呼んでくれるキャスティングディレクターからの直接のコールだったので、今日こそは!といつもよりもさらに張り切って出陣した。会場に行って聞かされたところによると、どうやら「インベストメント・バンカー」の役だという。

いんべすとめんとばんかー…。

い、んべ、すとめ、んとば、ん、かー…。

イメージ湧かない。ぜんぜん湧かない。

遠くを見つめて、ぶすぶす…と頭から煙を出しているわたしにも、容赦なく順番はまわってくる。名前を呼ばれたので、とりあえずお部屋の中へ。

あらためて設定をきくと、わたしの役は、某有名レストランにて、仕事の成功を祝って食事をするいんべすとばんかーのグループのひとりだそうだ。他のアクター2人と計3人でテーブルにつくと、カメラが回りだして、さあインプロ開始。

にこりとアイコンタクトを交わす「疑似ばんかー」の3人。

とにかく自信を持ってやるしかない…!そう腹をくくるわたし。

なんだか大丈夫な気もしてきた!

その刹那、隣の上司役の俳優がわたしに向かって開口一番にこう言ったのだ。

「君は来週ハワイに行くんだよね?ミスター〇〇とのビジネスはどんな感じだい?」

ーえ。いきなり何でハワイ?仕事?バケーション?ミスター…(えーっと)とハワイのご関係は?

ぷちっ…。シナプスがはじける音が聞こえた。そもそもわたし、何を考え、誰を愛し、どこへ向かって生きてましたっけ。

それ以降のことはあまり覚えていません。とりあえず「アハ」と言うのが精一杯。

結局、その後の約2分の持ち時間を、音色とリズムを巧みに変えた「アハ」と「ンフ」と「オゥ」を駆使して、顔とリアクションと反射神経だけで乗り切るというウルトラC技に出るわたし(バカのひとつ覚えとも言う)。

あー変な汗かいちゃったよ。

もうねー、追いつめられたときに、脳みそが停止→初期化して真っ白になるプロセス、本当にやめてほしい。わたしだって英語、中学校から勉強してるんだから、そろそろ自信ついてきてくれてもいいのに。受かる受からないの結果はどうであれ、せめて達成感をお土産にして、次のオーディションに備えたいのに。

今回学んだのは、世間話をスムーズにするためには、言語のスキルだけじゃなく、いろんな常識&知識を持っていることがとってもだいじだということ。

そう、準備不足も大きな敗因でした(さっそく、インベストメント・バンカーの就活情報をググってみた。…うーん)。

さらに、ただ常識知識を持っているだけではダメで、それを「英語で」脳みそに貯えるべく、生まれも育ちもアメリカのネイティブシナプスを意識して育てることが肝心だと思った。

言葉にイメージがくっついているならば、脳に浮んだどんなもやもやでも口からダイレクトと出てきてくれるようになるはずだ。

MyBrain2014↑ 英語シナプスからの信号がダイレクトに口に降りてくるといいね。
今はまだ日本語シナプス経由で降りてくる分の手間と時間がかかってる感じ。

というわけで、秋から語学学校に通うことにした。

最近は、毎日の自習をベースに、ランゲージパートナーと会ってみたり、大事なオーディション前には台本を握りしめて発音の個人レッスンを受けたり、ということをやっていたが、ここへきて初心に返ろう。

とは言っても普通の学校は値段的にもスケジュール的にもムリムリなので、大学で先生の卵たちが教えてくれる、4ヶ月週2回で授業料が300㌦代のコミュニティ向けクラスにした。発音とスピーキングだけに特化したクラスがあり、レベルも細かく別れていたのが大きなポイント。受けてみてよかったらここでも紹介しますね。

超・脳みそ革命の近々の目標は、今年中に英語上達の階段をホップステップジャンプすること!

え、オーディションの結果?落ちました!そりゃあもう!

次いってみよー!!

広告

自主練の味方

Bzzzzz!! Bzzzzzzzzzzz!!!

きたーーーーーー!!!

videoset

これ↑。Amazonさんから、待ちこがれていた荷物が届いた。ビデオカメラと周辺用具一式!!!

ニコリーナを撮るためではありません。

ついこの間終了したカメラ演技クラス(映画やテレビ用の技術にフォーカスしたクラス)で教えてもらったことを生かして、引き続き自分で練習するため。他にも、目の前で演技する代わりにビデオを撮って送ってくれと言われるオーディションが少なからずあるので、ビデオカメラがずっと欲しかった。もろもろに背中を押されて購入。

で、初めてこのカメラで練習した長編映画のオーディションの本番が今日だったのだが、おかげさまでうまくいったよ!最近の映画やテレビ関係のオーディションは、受けたその場で昼寝したくなるような意気消沈状態が続いていたので、すごくうれしかった。これからも頑張ろう!

気になるビデオカメラのクオリティですが、みなさまにはニコリーナの新作ビデオでご確認いただくことになると思いますので、お楽しみに(←あ、やっぱり)。

ヘッドショットとフォトショップ修正

新しいヘッドショットを撮りました。Maho Honda 01 Maho Honda 02

 Douglas Park (http://douglaspark.foliohd.com)

どうでしょう…?

ヘッドショット(Headshot)とは、俳優がオーディションを受けるときに必要なプロフィール用の写真で、文字通り顔がアップで写っているもののことです。俳優が自分で持っているセルフイメージと、客観的なイメージの差が露骨に出てしまう…という恐ろしい写真です。

オーディションで審査する側になった経験もふまえてですが、ヘッドショットはプロフェッショナル写真というよりは証明写真の要素が強いので、メイクが濃かったりごりごりにフォトショップ修正が入っている写真はあまり好まれません。まぁ、ジャンルによりますが。また、パーソナリティが伝わるもののほうがいいので、ファッションやビューティーといったモデルの仕事からの写真はほとんど使えません。さらに、実際の年齢にふさわしい写真であるように、定期的に撮り直すのが理想です。

今回はカメラマン Doug のおかげでナチュラルに撮れたと思うので、しばらくはこの写真を基本のヘッドショットにしようと思います。もっと増やす場合は、わたしがキャスティングに呼ばれそうなキャラクターのイメージで撮りたい。女医とか、教師とか、弁護士とか、固い感じもぜひ!

ところで、Doug と話して改めて思ったのですが、血豆をも消し去る今のフォトショップ修正技術はすごいです。肌荒れや目の赤みの除去から、輪郭や足の長さの調節まで、不可能なことはない。

今回はヘッドショット用なのであんまりパッとしませんが、ビフォーアフターでその技を少しお見せします。

問) 以下が修正前の写真です。違いはどこでしょう?(「More/続きを読む」をクリックしてね↓)

続きを読む

プラネタリウムを背負って

この季節に外に出るとやっかいなのは、雪を溶かすために撒かれる塩。

この塩は、ちょっと雪が降るだけで、アスファルト面が見えなくなるほどの量を盛大に巻き散らされる。雪が降るたびに、道路はますます塩分濃度を増していきます。そして、ちょっとでも気温が高くなると、足元は塩シャーベットでじゃりじゃり状態です。

革靴はダメになるし、ハトの飲み水はしょっぱくなるし、街をはうナメクジたちにとっては地獄絵図の歴史的な一大事。ほんとに、どうにかならんかねー!

この塩が、わたしらバイカーにとっても悩みのタネ。颯爽と滑走を終えた背中には、自転車の後輪が道路のびちょびちょを跳ね上げてできた無数の白い斑点によって、見事なプラネタリウムが描かれます。頭にまで星空が拡散。間違ってもおしゃれなコートは着れません。

そんな中、できるだけ汚れないようにゆっくりゆっくり行き着いたオーディションにて、一枚上手の女優さんを見かけました。DSCN9900これなら、背面塩まみれの刑にあわなくていい。シャープなデザインのコンパクトボディはどんなシーンにも対応。

けーんっけーんって進むやつですね(正式名称はキックボードというらしい)。やるなぁ!

練習不足

今日のオーディションはめためただった。あんなにしどろもどろになって変な汗をかいたのは久しぶりだった。

あー、穴があったらバタフライで飛び込みたい。思いっきり助走をつけてクルクルッと3回くらいねじり回転して、ひと思いに飛び込んでしまいたい。

敗因はいろいろとあるけど、すごく練習したと思っても、本番で練習した成果が発揮できないというのは、単に練習不足だったか、練習のやり方が間違っていたということだ。演技の練習って、加えていくんじゃなくて、削ぎ落していくイメージ。余計なもの(恐怖とか、緊張とか、エゴとか、キャラクターに対する変なアイディアとか)を削ぎ落して自分が本来持っている才能を発揮させるために重ねるんだと思う。

あー痛かった痛かった。さ、前を向きましょう。

pigeon meeting見上げると、タイムズスクエア町内会のみなさんが。いやされるわー