作成者別アーカイブ: 本田真穂 (Maho Honda)

本田真穂 (Maho Honda) について

東京と北京を経て2009年に渡米、現在はニューヨークを中心に俳優活動を続けています。声優、モデル、制作プロデュース、コラム執筆もやります。野鳥やペットうさぎのために市内でボランティア活動をしています。仕事の詳細は公式ウェブサイトへどうぞ。Welcome to the official blog of Maho Honda, a New York based actor/producer/columnist/model originally from Japan. Please visit http://www.mahohonda.com/ for more info. Thank you!

皆既日食

EclipseNYer

38年ぶり。西海岸から東海岸まで横断する全国的な日食は1918年以来、約1世紀ぶり。

大勢の観光客が日食がよく見える地域へと移動し、専用メガネの売り切れが相次ぐなど、全米が盛り上がっていたよう。ニューヨーカーも仕事を抜け出して皆既日食見物です。

みんなが一斉に空を見上げている様子はなんだか微笑ましい。

数ヶ月前にオンラインで注文した専用メガネは、中国からの輸送が遅れて結局間に合わず、、、それでもとりあえず外に出たら、一緒に見物していた親切なニューヨーカーが貸してくれました。メガネをかけずにちょっと上を見上げるそぶりをすると、「見ちゃダメ!」「ノー!」と周りの方々5人くらいに注意されてしまった(目を痛めるそうです。だから要メガネ)。不思議な一体感。

一瞬だけ雲に隠れたので、肉眼でも見えました。

昼間に月の存在を感じられる、唯一の日。

 

EclipseFlag.jpg

初めてのヘアドネーション(髪の毛の寄付)

歳を重ねたせいか、アメリカに来たカルチャーショックのせいか、昔はコンプレックスだった自分の色々なことが、どんどん気にならなくなっている。むしろ好きになったことだってある。その代表が、髪の毛だ。

わたしの髪の毛は、黒くて、太くて、多くて、まっすぐ。コテで巻いても、「長時間キープする」「スーパーウルトラハード」のヘアスプレーをべったりとふりかけても、数時間後には元の状態に戻ってしまう。湿気の多い日は元に戻る時間が3分の1になる。どれだけ「スキバサミ」ですいてもらっても膨らむし、本流から外れたいわゆる「アホ毛」さえも直毛で、生えたままの方向へと強力に伸びるものだから、上に横にと収拾がつかない。

「空気感」とか「くしゅくしゅ」とか言われる女性らしいスタイルがキマる猫っ毛の友人がいつも羨ましくてしょうがなかったので、高校時代から何度も脱色したりパーマをあてたりしてみたけど、アメリカに来てお金がなくなったと同時に、「これは巷で人気の無造作ヘアだから大丈夫」と自分に言い聞かせ、手をかけるのをやめてしまった。

そんなわたしの髪の毛が、役に立った。

僭越ながら、ウィッグにして使っていただくべく、髪の毛を寄付(ヘアドネーション)したのだ。

募金のように頻繁にできる寄付ではなく、条件も限られるが、寄付をする側の負担が少なく、初めて寄付をするにあたって思っていたよりもずっとハードルが低かったので、ここに書き残しておく。

わたしが寄付先として選んだのは、日本でもシャンプーなどの商品でおなじみの「パンテーン(P&G)」が2006年から行っているパンテーン・ビューティフル・レングス(Pantene Beautiful Length)というプログラム。

https://pantene.com/en-us/brandexperience/about-the-program

今までにアメリカとカナダの人々から集まった髪の毛で5万以上のウィッグを作り出してきたこちらのプログラム、アメリカがん協会(the American Cancer Society®)、カナダがん協会(Canadian Cancer Society)と組み、ガンによる闘病の過程で髪の毛を失った大人の女性たちのためにウィッグを無料で提供している。

長さ8インチ(20.32cm)以上、白髪が5%以下、脱色や染色、その他化学処理をしていない髪、というのが寄付できる髪の毛の条件だ。

PanteneHairRequirement

(英語での条件はこちら

「8インチ以上の髪の毛であれば受け取ってくれること」「大人の女性用のウィッグとして使われること」が今回わたしがこちらを選んだ決め手になったが、寄付先によって条件は様々。最低12インチ以上の長さが必要なところもあるし、集まった髪を子供用のウィッグを作るために使うところもあるし、白髪や脱色染色した髪の毛でも受けとってくれるところもある。ご興味のある方は、使用用途、ご自身の髪のタイプ、どのくらいの長さを切れるか・切りたいか、によってぴったりの寄付先を選ぶと良いだろう(末尾に寄付先をいくつか紹介する)。

パンテーンのサイトには、寄付までの手順と注意点がひとつひとつわかりやすく書いてある。せっかくの髪の毛をウィッグにしてもらえないと悲しいので、しっかりと予習してから実行しよう。(英語ではこちら)

Howtomakethecut

  1. 髪の毛をキレイにする。シャンプーで洗い、コンディショナーもOK。ヘアスプレーやスタイリング剤はNG。
  2. 髪の毛を1つにまとめる。(複数にまとめた方がいいみたいです!)
  3. ゴムで結び、ポニーテールを作る。
  4. ポニーテールは、切りたいラインの少し下にゴムが来るように確認。
  5. ポニーテールの長さを測る。8インチ以上であることを確認。
  6. 髪の毛がバラバラにならないように、ゴムの少し上をハサミで切る。
  7. ゴムでまとまった髪の毛の束をジップロックに入れ、しっかりと閉める。この時、髪の毛がしっかり乾いていることを確認。
  8. 髪の毛の束をクッション付きの封筒に入れ、こちらの住所に郵送する。
    Pantene Beautiful Lengths
    Attn: 192-123
    806 SE 18th Ave.
    Grand Rapids, MN 55744
  9. また伸びるまで待って、1へ戻る。

手順を確認したら、わたしもさっそく、輪ゴムとジップロックを持参して、ヘアサロンへ。

HairDonationBefore

断髪直前。

約2年間切っておらず、髪の毛の長さはウエストくらいだった。

「無造作」とは言ってもそのまま下ろしてはあまりにもボサボサなので、きちんとした機会にはお団子にまとめていたのだが、まとめる過程でゴムが何本もちぎれるし、ある時お団子を解くと髪の毛の束の中で小さなムシが死んでいてショックを受け(富士の樹海かと)、切ることに決めた。他にも、髪の毛が肩掛けバッグの持ち手に絡まって後ろを振り向けなかったり、寝てる時に首に巻きついて悪夢にうなされたりして、ロングヘアは何かと大変だということを学んだ。

HairDonationRightAfter

断髪直後。

9インチ(23cm)くらい。根元を輪ゴムで止めてその上にハサミを入れてもらった。ここでゴムの下を切ってはいけない。髪の毛がバラバラになるとウィッグとして使えないからだ。スタイリストさんは、「ヘアドネーションをするためにこうして髪の毛を束ねて持って帰るお客さんはけっこういますよ。」とおっしゃり、ポニーテールを3つに分けて切ってくれた。その後残った髪の毛は普通に切って整えてもらった。

HairDonationSent

持って帰って、封筒に入れて、郵送して完了。切り方をよくご存知のスタイリストさんのおかげで、初めてでも簡単だった。HairDonationAfter

YAMA
6 Spring St
New York, NY 10012
917-475-1283
http://yamahairsalon.com

(→散髪直後。スタイリストのMayuさん、ありがとうございました!)

先日、撮影のヘアメイク中に髪の毛の話になって、メイクさんが「アジアの女性の髪の毛は丈夫で羨ましいわ。あなたのも喜ばれるわよ。グッジョブ!」と言ってくれて、黒くて太くて多くてまっすぐの「丈夫な」髪の毛が嫌いだった身としては、素直に嬉しかった。脱色とパーマをやめたことも、意外なところで役に立った。

抗がん剤治療をしていた女友達が身近にいたので、ほんの小さなことだけど、髪の毛が伸びたら寄付したいとずっと思っていたのだ。闘病はそれ自体が本当に大変。ウィッグで、気持ちだけでも、少しでも、明るくなれるといいなと願う。

また伸びたら寄付したいな、と思える良い経験でした。

☆☆☆

その他の寄付先の例:

Locks of Love
http://www.locksoflove.org

闘病で髪の毛を失ったアメリカ&カナダ在住21歳以下の方々のためのウィッグ用。寄付を受け付ける髪の毛の長さは10インチ(25.4cm)以上。染色やパーマをした髪の毛、白髪はOK。脱色した髪の毛はNG。

Wigs for Kids
https://www.wigsforkids.org

ガン、火傷、脱毛症などによって髪の毛を失った子供たちのウィッグ用。長さ12インチ(30.48cm)以上。白髪はOK、カラー、パーマはNG。

他にもたくさんあります!

最新テクノロジー

iPhone7plus

巷で人気の、あいふぉーんというケータイをこうたった。

6年を共に過ごし、息も絶え絶えになりながらも頑張ってくれた旧電話よ、ありがとう。

NicoonFaceTime

しかしまあ、なんて便利なiPhone。もう巷で人気のアプリだって使えるし、日本語だって打てるし、添付ファイルだって開ける。ビデオも観られるし、オンラインショッピングもできるし、米国外にいる時に受信したテキストが消えてしまうこともない(これは本当に困っていた)。

ニコリーノとFaceTimeだってできる(!)

先週末は世話係が留守だったんで、さっちゃん宅に居候させてもらっていたニコリーノ。

さっちゃん宅に遊びに来た食いしん坊のジェームスに、開口一番「あっ、痩せた!全然違う!!」って言われたらしい。NicoonCarpet彼は食いしん坊ゆえに、小動物の脂のノリには敏感なのでしょう。さっちゃんも「そういえば動きが軽くなったよね」と。

確かに、ダイエットの甲斐あって、丸さがちょっと減ったかな。

イースターがもうすぐなので、街にうさぎ関連のグッズやデコレーションがいっぱい。日本は桜の季節でしょうか。ニューヨークも春までもう一息です。

 

おやつ最終回

2013年からニューヨーク編を担当させていただいていた ELLE ONLINE「世界のおやつ」の連載は、今回が最終回です。

トリを飾るおやつは、泣く子も笑うこちらのシェイク@Black Tap

BlackTap

「超行列!超豪華! 驚きのビジュアル、「クレイジーシェイク」がスゴい!」

BlackTapKiyo

(→)言葉を失い、フライドポテトをパクつくしかない、ジム帰りのキヨちゃん

今まで、ご愛読いただきありがとうございました。

これからは気まマホ日記の方で、ニューヨークのおやつ&ごはん情報を積極的に更新していく(つもり)ですので、お楽しみに!

Snow Storm

snowday2917雪化粧のニューヨーク。2/9/17 8am

スノーストームが上陸中のニューヨーク。14インチ(約35cm)積もるかもという警告が出ています。

午前7時、バケツをひっくり返した上に振り回して撒いたかのような横殴りの吹雪。上下前後左右からこれでもかというくらい窓に叩きつけてきます。これが映画のセットだったら、アートさん雑だぞやり直し、というレベルの激しさ。

公立学校の授業はすべてキャンセル、シティバイクも閉鎖だし、地下鉄やバスは遅延、飛行機の便にも欠航や遅れが出ている模様。

東京でも雪が降ったようですね。Stay warm and dry!