俳優が教える、写真うつりの極意その2。簡単すぎる好感度アップの方法

寒さに負けず、新しいヘッドショットを撮影しました。

MahoHonda2018_web

MahoHonda2018s_webPhoto by Masaki Hori
Instagram: @mhheadshots

以前、演技を利用した写真写り向上の極意についての投稿を掲載したところ、「わかっちゃいるけど出来ないんだよ」という意見をいくつかいただいたので、 ヘッドショットを撮るにあたって今度はもっと技術的な方法を紹介します。

前回は、写真写りが悪くなってしまう=顔がこわばってしまうのは自意識のせいだというお話をしました。

顔の角度や姿勢(主に首や肩の角度)を意識したりというテクニックは置いておいて、「自意識の罠」からどうしても逃れられない時、少し気をつけるだけで、より自然な、より好感の持てる表情を演出できる方法とは、

 

「口をちょっと開けること」

 

ちょっとです。ちょっとだけ。

具体的には、歯を軽く閉じたまま、唇をリラックスさせてほんのり開けるぐらいの「ちょっと」です。

ほんのちょっと口を開けるだけで、緊張でこわばった口元が緩む上に、表情にほどよい「隙」が生まれ、親しみやすい雰囲気を作り出すことができます。

2年前に指導を受けたダンスの振付けの先生が教えてくれたことも参考に:

「口を閉じたままだと、見る人たちに近寄りがたい印象を与えてしまうの。口は『魂へのアクセスポイント』。口が開いていることで、見る側はあなたに惹かれ、コネクトすることができるのよ。だから、(ダンス中に)カメラがクロースアップの時は特に、口をちょっと開けるように意識してみて。」

だそうです。「口は魂へのアクセスポイント」とな。ふむふむ。

写真や映像においては、口をちょっと開けるだけで、好感度が上がるのですね。

ただし、むやみに口を開けるとだらしない印象になるだけなので、顔に緊張感が全くないのはよくありません。また、開け方を間違えると、不自然だったり、媚びているような印象になってしまったりもする恐れもあるので注意が必要です。

程よい加減を掴むためには、練習あるのみ。鏡はもちろん、スマートフォンも便利です。どんどんセルフィー(自撮り)してみましょう。

Masakiさんにいただいた(ありがとうございます!)完成前の写真を使って、例を挙げます。わたしの顔がいっぱい出てきますが、どうぞお許しを、、、

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口をちょっとだけ開けると、シリアスながらも固くない表情に。

 

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ちょっと口を開けたまま口角を少しだけ上げると、より柔らかい表情に。

 

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他にも、口を大きく開けてあごを上げた笑顔だと、オープンな印象に。

 

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口を閉じてあごを引いた笑顔は、ちょっとたくらんでいるような印象に。

 

口を閉じていても、口角を上げれば表情が和らぎますね。

とはいえ、お顔によって似合う表情は違いますし、免許やパスポート用の証明写真や、ビジネス用のヘッドショットなどの場合は口を閉じている写真のほうがプロフェッショナルな印象になります。また、男性は女性に比べて「強い」イメージの演出を求められることが多いですよね、、。

求められている表情、演出したい雰囲気や用途によって、臨機応変に対応したいところです。

あ、あとは、ちゃんと呼吸をしましょう。息を止めていては、やはり顔もこわばってしまうようですね。

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