即興(Improv)

スキルを増やすべく、最近はいろいろと新しいクラスやレッスンをとっています。

improvbooks

そのひとつが、「即興」。英語ではimprov、improvisation(インプロ、インプロビゼーション)。

台本や打ち合わせは一切なく、その場でシーンを作り上げていくインプロ。とはいえ、こちらで学べるコメディのインプロは、自由な中にもルールがあります。思いついたことを何でも言って良いというわけではなく、目の前で作り上げられていくストーリーの核心を瞬時に理解し、そこに建設的に貢献できるように自分のストーリーやコメディの要素を加えていかなければいけません。

台本も打ち合わせもなく、お客さんの目の前で、コントを作り上げていく。

しかも、英語で。

考えただけで膝がガクガクして冷や汗が出てきます。ご飯も喉に詰まりそう。あいたたたた。

しかしながら、このインプロ、何が起こっているかを把握するリスニング力と観察力、オリジナルの要素を思いつくクリエイティブ脳、そして、瞬時に情報を処理し、大事な瞬間を逃さずに行動を起こす瞬発力を鍛えるのにもってこいなんですよ。

度胸も試されます。一緒にステージに立つパートナーが考えている/作り上げてきたストーリーを私がぶち壊してしまうのでは、 英語がちゃんと聴き取れていないのでは、というセルフ・ダウトを常に抱えている身にとって、腹をくくってシーンに飛び込むには、毎回のこととは言えど、とても勇気がいります。自分を奮い立たせて「えいやっ」と飛び込まないと、硬直したまま、何もできないまま、シーンが終わってしまう。

おかげで、クラスに行って3時間みっちりトレーニングした後の神経のすり減り様は半端じゃないです。お腹もペコペコ。定期的にクラスをとり、一般向けにも3回パフォーマンスをしましたが、こればかりは慣れません。

ニューヨークのインプロの歴史はけっこう古く、毎晩のようにオフ・ブロードウェイやオフ・オフ・ブロードウェイのどこかの舞台でインプロのパフォーマンスを観劇できますし、インプロを学べる専門のスタジオや小規模のワークショップがいくつもあります。ご興味のある方は是非チェックしてみてください。

Mahoatimprovshow客席から撮ってくれたパフォーマンス中の私(左)。

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