月別アーカイブ: 2015年7月

安藤サクラさん @JAPAN CUTS 2015

Japan Society で今月9日から19日まで開催されていた日本映画の映画祭 Japan Cuts に行ってきました。去年のブログ記事はこちら

JapanCuts2015CUT ABOVE 賞 for Outstanding Performance in Film 授賞式での安藤サクラさん。去年と今年と合わせてジャパンカッツで彼女の作品を3作観ました。

どれも面白かったけれど、今年観た「100円の恋」がとくに印象的でした。アラサーひきこもりダメダメ女がふとした機会にボクシングに目覚めて画期的な自己改革を遂げるお話。女性版ロッキーだよ、と紹介されて観に行きました。

Sakura@JapanCutsトークバックとその後のパーティーでサクラさんのお話をうかがって驚愕したのが、この2時間弱の映画、なんと2週間ですべてのシーンを撮り切ったらしいです。2週間ですよ。す、すすす、すごい。

その短期間の間に、自堕落からアスリートへ、という主人公の身体の変化にリアリティを持たせるために試行錯誤したという彼女のお話もものすごく面白かったです。

筋肉よりも脂肪のほうが落としやすい、というセオリーに従って、3ヶ月のボクシングトレーニングで培った筋肉の上に脂肪をたっぷりつけて撮影に入り、体重MAXのときに自堕落なシーンをまとめて撮影、その後はエクセサイズで脂肪だけを削ぎ落しながら撮影しアスリートとしての成長を演出、という作戦を決行したそうです。

撮影開始4日間は、体重だけでなく、むだ毛もあえて伸ばし放題にし、歯を汚くするために歯医者にも通って、もう思いつく限りすべての手を尽くして見た目を汚くする努力をしたそう(毛と歯は映らなかったですねぇと笑ってらっしゃいました)。そしてその後は最終日の「最終試合シーン」までの12日間で一心不乱に身体を締めていったんですと。

もうね、さくらさんのこのコミットメントは画面からしっかり伝わりました。彼女はこの映画でキネマ旬報ベストテンやブルーリボン賞などの主演女優賞を受賞されています。観終わった後の爽快感ハンパなかった!

JapanCutswithLeo「100円の恋」の他にも今年は5つほど映画を鑑賞しました。

ジャパンカッツにはヒット作品も招待されますが、わたしの楽しみは素晴らしいインディペンデント作品に出会えることです。「売れる」こと以上の使命を持って生まれた映画を楽しむことができ、Q&Aで制作関係者のお話をうかがうことができ、さらにニューヨークの日本映画コミュニティの温かさを感じられる、というまたとない貴重な機会。

毎年夏には欠かせないイベントです。

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The Cloisters Museum (クロイスタ−ズ美術館)

夏!といえばビーチ!水着も日焼け止めもパラソルも買ったし、準備万端!!!!

というわけで、週末はロングビーチに行く予定だったのですが、今日のニューヨークのビーチではわたしたちが大騒ぎする代わりに、サンダーストームが荒れ狂っています。

☆☆☆

現実逃避しましょう。天気のよい日に訪れたい大好きな美術館をご紹介します。

The Cloisters Museum & Gardens(クロイスタ−ズ美術館)
99 Margaret Corbin Drive, Fort Tryon Park
New York, NY 10040
212-923-3700
The_Cloisters_from_Garden
TheCLoistersMHMap

Fort Tryon Park (フォート・トライオン・パーク)という丘の上の公園の中にでーんと威厳を放ちまくりながらそびえたっているくたびれたお城のような建物がそれです。

マンハッタンの中心部を離れ、ハーレムよりもまだ北のワシントンハイツという地域にあります(写真)。

最寄り駅はAトレインの190th st 。タイムズスクエアから40分くらいです。バスでも行けるそうです。

駅からは徒歩でOK。公園の植物は色とりどりで、丘の上なので見晴らしも最高です。鳥さんがたくさんいるのでバードウォッチングもいいかも。楽しみながら歩けば、あっという間に着きます。

FTPark

この日は小さなお友達ができました。FTParkBoyこの男の子が「見て見て!」と言うのでそちらへ行ってみると、たくさんの木いちごが!

FTPBerriesFTPBerryPicking男の子のお母さんも木いちごの茂みの中にいて、3人で一緒にしばしのいちご狩りをしました。お母さんは、木いちごのトゲをものともしない長袖長ズボンの出で立ち+ジップロック持参で、かなりの玄人でした。

FTPBerries2甘酸っぱくて美味しかったです。 鳥さんたちには嫌われたかな。おやつを横取りしたからね。

☆☆☆

さて、クロイスタ−ズ美術館です。

実はこちら、MET(メトロポリタン美術館)の分館です。METは作品の数が多すぎてとても1日では鑑賞しきれませんが、クロイスタ−ズは全てのお部屋をしっかり楽しむことができます。同じ日ならば同じチケットでどちらの美術館にも入場することができるので、MET と The Cloisters のダブル鑑賞という野望も実現可能。

見所は、中世ヨーロッパ式庭園です。メイン階にどーんとひとつ、下の階にテイスト違いでふたつあります。時間を止めて何時間でもいたくなる不思議な空間。大きく深呼吸をすれば、あぁ身も心もルネッサンス。

TheCLoister1TheCloister2メイン階の庭園。ピンクの大理石が美しい。中世と近代の植物、どちらも植えてあるそうです。

TheCloister3TheCloister4下の階の庭園。緑色のムックみたいな写真中央のモコモコの木、ああいう形のプレゼンテーションなどが中世式だそうです。

中世ヨーロッパ時代のアートや建築に興味があって、緑に囲まれてゆっくりしたい、なんてときにはとくにおすすめ。フォートトライオンパークで日光浴やピクニックを楽しんだり、ハーレム散策とセットにしてもいいと思います。冬になる前にぜひ!

Happy 4th of July

7月4日はアメリカ合衆国のお誕生日。独立記念日でした。

JUly4thCoupleこの日は、家族や友人同士でバーベキューをして花火を観るというのがお決まりパターンです。独立記念日は他のクリスマスなどのホリデーと違って宗教色がなく、アメリカ人やアメリカ在住者やその他アメリカを愛する誰もが手放しでお祝いできる日なので、祝い方にも気合いが入るのが常です。

わたしも友人宅にご招待いただいたので、グランドセントラルからメトロノースに乗って北へ行ってきました。

July4thBBQ彼がバーベキューに熱心なアラバマ州出身と言うことで、アラバマでしか売っていないというシーザードレッシングのようなバーベキューソース(写真中央)をかけていただきました。なにこれ、というくらいものすごーく美味しかった。アメリカの、とくにアメリカ南部の、バーベキューにかける熱意を垣間みた気がしました。

そしてもうひとつの目玉イベントがこれです。この子らの話を聞いていたので、会えるのを楽しみにしていました。
bunny1bunny2芝生とクローバーがいっぱいのお庭に、毎日ブレックファーストとサパーを召し上がりにくるうさぎさま。コットンテールという種類の野うさぎのヤングです。友人は彼らがげんこつくらいの大きさの赤ちゃんうさぎだったときから成長を見守っているそうです。

通常、コットンテールの親は、赤ちゃんうさぎから敵の目をそらすため、出産後は授乳の時以外、巣にはいっさい近づきません。赤ちゃんうさぎだけの巣をたまたま発見、もしくは赤ちゃんうさぎが巣の周りを歩き回る姿を目撃した人間が、彼らが親に捨てられていると勘違いして赤ちゃんたちを保護してしまうケースがあるそうです。もし、赤ちゃんだけしかいないうさぎの巣や、巣の周りでよちよち徘徊する赤ちゃんを見つけても、まずはそっとしておいてあげてくださいね。

Mahotakingbunnyphotos↑気配を消してバニーちゃんの写真を撮ってるところを網戸越しに

アメリカよ、お誕生日おめでとう!

Happy 4th of July!