うさぎ島、大久野島

日本回想記です。

日本には「うさぎ島」があるって知っていましたか。わたしもうさぎボランティアさんに教えてもらって初めて知りました。

調べてみると、戦時中は毒ガス工場だった広島の端っこの小さな島が、現在「うさぎ島」として生まれ変わって、観光名所になっているそう。毒ガス実験用に運び込まれたうさぎだが逃げたとか、戦後に捨てられたうさぎが増えたとかで、今は700匹が生息しているらしいです。

これは、うさぎパーソンとして、ぜったいに、行ってみなきゃいかんだろう!

というわけで、行ってきました。新幹線を三原で降りて、忠海駅からのフェリーでどんぶらこ。海外からの観光客の方もたくさんいました。国内よりも海外での方が有名なのかな?

うさぎ島フェリー

島に着くと、うさぎたちのお出迎え。ホテルがあるので宿泊もできます。
うさぎ島1うさぎ島2

島内はいたるところに毒ガス工場ビルの残骸が残っており、立ち入り禁止区域もたくさんあります。
うさぎ島3うさぎ島4うさぎ島5うさぎ島6Rabbit Islandうさぎ島8うさぎ島9うさぎ島10うさぎ島11

うさぎ島7うさぎ島MAPニコリーノみたいなバンビ柄のうさぎはいなかったけど、先代ミントみたいな「純・穴うさぎ」的うさぎさんがたくさんいてかわいかったです。

ただ、一番気になったことのひとつは、アンゴラ(毛が長いうさぎ。人間のケアが必要。)やネザーランドドワーフ(小さく改良された血統書付きのうさぎ。)など、明らかに毛並みの違う子がぽつんと混ざっていたことです。

ああいう子は最近捨てられたとしか考えられません。

ペットとして飼われていた子がここに離されても、ほとんどがお腹すかして怖い思いをしてぼろぼろになって死ぬ運命だと思います。島に行くフェリーの中の注意書きでも言及してくれていましたが、うさぎが捨てられるケースはなくなってないみたいでした。

なでこうさぎ、うさぎ島あとは、ケガをしている子、特に耳や目が傷ついている子がとても多かったです。

うさぎはかなり派手にケンカをします。人口過多だとなわばり争いも激しいだろうし、食べ物の奪い合いも起こるでしょう。

ニコリーノやシェルターのうさぎを触わり慣れていたので、大久野島のうさぎの痩せっぷりには驚きました。たまたま体を触れる子がいたのですが、骨と皮だけという感じでした。これでは、一目散で餌をねだりにくるわけだよ。

そうはいっても、見た限りでは、うさぎたちの健康状態は、思っていたほど悪くない印象でした。ただ、現状は「野生」の名の下にほったらかしの状態です(みんな「穴うさぎ」から開発されたペット種のうさぎの子孫たちなので、厳密には野生ではない)。いいか悪いかは別として、島内でのうさぎ餌の販売は禁止するなどの措置はとっているようですが…。

近い将来、どうなってしまうのでしょう。この島が、「小学校の片隅の悲惨なうさぎ小屋」の二の舞にならないかと心配です。

今後とも注意して見ていきたいと思います。

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