月別アーカイブ: 2014年12月

英語学習おすすめ参考書、2014まとめ

今年も残すところあと2日!というわけで、この1年にわたしの英語に多大な貢献をしてくれた参考書を2冊ご紹介して、2014年の締めくくりとしたいと思います。

おすすめ英語参考書「一億人の英文法」と、「英語の発音パーフェクト学習辞典」です。

「一億人の〜」(写真右)は、学校で習う読み書きの英語を超えて、ネイティブが話す生の英語の感覚が身に付く画期的な文法書です。

解説の語り口は口語風ライトタッチで、ネイティブスピーカー目線が新鮮です。英語レベルの上下に関係なく参考にできる本だと思います。

「英語の発音〜」(写真左)は、英語を話すために必要な舌&口&アゴ周りの「英語筋」を正しく鍛えるのにとてもよい参考書です。

英文のリズムや強弱、繋げて読むと落ちる音やつながる音や変化する音など、カタカナ英語に慣れてしまうと陥りがちな弱点克服のためのポイントを丁寧に解説してくれます。

この参考書の例文を読み上げるCDの音声を聴き、それを真似して読んだ自分の声を録音して聴き比べる、という学習法がわたしには効果ありでした。ふたつが限りなく近くなるまで何度も何度も録音を繰り返し、耳と英語筋を同時にトレーニングします。

以前の投稿でご紹介した「American Accent Training」と合わせてやるとよりよいと思われます。

以上。


今年も気まマホ日記をご愛読くださりどうもありがとうございました。読んでくださる方がいるという事実がどれほど大きなモチベーションになってくれていることか。

みなさまも、みなさまのご家族やご友人も、しっかり栄養をとって暖かくして、どうぞ素敵な年末年始をお過ごしください。2015年もまた元気にお会いできるのを楽しみにしています。

エクセルで経費を申告中

「2015年もはりきって更新するのでよろしくね!」

あ、そうそう。すっかり気まマホ日記常連になったニコリーノの写真を何枚か選んでアルバムにしてみました。よろしければページの右下をのぞいていってくださいね。ではでは、

all our best new year wishes to you and your loved ones…

ベッドバグ・エキスパートの訪問

Inspection Specialist, Miki with Arcビーグル犬のミッキ君がおうちに来てベッドバグの検査をしてくれました。結果は…

白でした。

1ヶ月ほど悩みだった原因不明の皮膚炎はお薬で治り、数週間前に予約したミッキ君の太鼓判によって、これにて疑いが晴れました。

ああ、なんて晴れ晴れしたすがすがしい気分なのだろう。

このうれしさを、ベッドバグの恐怖で眠れぬ夜を体験していないみなさまにもおわかりいただますでしょうか。

あらためまして、「ベッドバグ(Bedbug)」とは、日本語で「トコジラミ」とか「南京虫」とかいうあの方々です。

成虫はリンゴのタネくらいの大きさでノロノロ歩くので目視が可能(画像はあえて載せません)。名前通りベッドのマットレスの角っこや洋服やソファーなどの布系の他、床や壁や電気機器の隙間などに大家族でお住まいです。

ちょっとこんなパブリックな場で公開するのはどうかなーと思ったのですが、なんだかここ数年でニューヨーク中にものすごく増えているという話をミッキ君の付き人のアークさんが言っていたのでポストしてみます。

ミッキ君は同じ日に他に3件のご近所アパートを検査する予定が入っていて、1月の半ばまで予約でいっぱいだそうです。みんな決して話さないけどけっこう被害に遭っている模様です。

もしもベッドバグがアパートにいた場合はたいへんです。

衣類、寝具など洗えるものはすべて高温で洗濯乾燥し、
家の隙間という隙間&モノというモノに殺虫スプレーを撒き、
本などもビニール袋で全て密封して殺菌消毒し、
ドライヤーの熱風をあてまくり、
掃除機をかけまくり、

それでも卵たちは死なないということで、この大騒ぎを一定の間隔で数回繰り返す必要があるそうです。

自分のだけじゃなくて同じビルの周りのアパートにも影響が及びます。悪夢です。バルサン的なスモーク攻撃は効きません。

自宅がベッドバグの巣窟と化した友人は、ベッドの下の本雑誌などを捨て、マットレスも捨て、ベッドの枠組みも捨て、ソファーも捨て、洋服も洗えない者は捨て、まあつまり、全て捨てたそうです。

この友人の体験は珍しいことではなく、もうね、でるわでるわ、世にも恐ろしいベッドバグ・ホラーストーリー。恐れおののいたわたしも、疑いがあると思った段階でてんやわんやの大騒ぎをしましたよ。ええ。

ニコリーノを別室に移して泥酔かってくらい大量のアルコールスプレーを撒きまくったし、
いつ桃がどんぶらこしてきてもおかしくないってくらい大量の衣類を洗濯しまくったし、
周りに迷惑をかけないように、外出用の服も一着に限定して一回ごとに消毒&高温洗濯を繰り返しながらずーっと同じのを着ていたし、etc…

おかげさまで部屋も家具も洋服も今ピカピカなので年末大掃除はいらないなー。はっはっは(乾いた笑い)。

予防策は、道に落ちている家具を拾わないことなどが挙げられます。ただ、タクシーやシアターや地下鉄内などの公共の場で人から人へ移動するので防ぎようがない、というのが恐ろしさの元凶となっています。

アークさんいわく、幼稚園の先生やケアテイカーなど、大勢の人たちと触れ合ったり、たくさんのお家を訪問する仕事をしているともらってくる可能性が高くなるそうです。

まさか自分も、そんなまさか…!?

と思ったら、すぐさま311に電話。ミッキ君のようにベッドバグを見つけるべくトレーニングを受けたビーグル犬を連れた、BBエキスパートチームに来てもらいましょう。

自分で診断できる方法なども、市のウェブサイトに詳しく載っています。

市のベッドバグ関連リンク
市のベッドバグガイドライン

Mikki excited over Nico's smell→隅から隅まで調べてくれたミッキ君、ニコリーノ(本人はバスルームに避難中)のおうちにここ1番で興味津々。さすがビーグル、元うさぎ狩猟犬。そうとう気が散ってたみたいだったけど…君の判断を信じるよ。

これが気まマホ日記2014年を締めくくる記事になるのはアレなので、年内にもうひとつくらい更新します。

あ、みなさんメリークリスマス!いぇーい!!!

アワードシーズン、きたる。

アワードシーズンまっただ中です。

映画賞といえば、2月に授賞式があるアカデミー賞が一番有名ですね。実はその他にも1月2月はたくさんの賞のノミネーションと受賞の発表があり、アメリカの映画界はこの時期が1年の中でいちばん盛り上がります。

これらの賞は、興行収入や観客動員数などで明確な「売れたかどうか」ではなく、「良い映画かどうか」のものさしで作品を評価するという点で重要です。こうした賞の影響力が、アメリカ映画の質の高さを保ってくれていると言ってよい。

映画/テレビ俳優が加盟する労働組合、映画俳優組合(SAG =Screen Actor’s Guild)も、みんなで選ぶ「SAG AWARD(サグ・アワード)」という賞を設けています。

で、その選考のために1票を投じることができるわれわれ組合員には、出演俳優や監督のQ&A付きスクリーニングへの招待やら、映画丸ごとダウンロードの案内やら、DVDスクリーナーやらが、どばばばーっとまとめて届きます。おかげで、その年のノミネート作品のほとんどを観ることができます。

「サグに入ってよかったことある?」という話を俳優同士でしたりしますが、わたしが個人的に一番よかったのってこの特権かもしれません。はは。

Screeners2012写真はうわさのDVDスクリーナー。毎年12月の半ばにまとめて厚紙の入れ物に入って届きます(2012年に届いたものの一部。どちらの映画もアカデミー賞を受賞しましたね)。

入れ物には小さい文字で、「コピーしたり、ネットにアップしたり、公開上映したり、誰かに貸したり売ったり、絶対にしないこと。DVDにはデジタルウォーターマーク(なんだそれ)が着いてるから、不正はすぐに足がつくからね!」と書かれています。

さらに、本編を再生すると、「これは審査用だからね!審査用のDVDだからね!」という警告文が出ます。それも、おっきく、何度も繰り返し出ます。

なるほど。この特権を乱用されては商売になりませんからね。

MY FIRST POPCORN

一方、巨大スクリーン&爆音で映画の醍醐味を味わえるのがスクリーニング。票の獲得にはいちばん効果があると思われますので、アワードねらいの映画はどれもここぞとばかりに開催します。

さっき数えてみたら、わたしがこの1ヶ月のうちにスクリーニングで観た映画は14作ありました。

人生初「映画館deポップコーン」をしたよ、の図→

先に感想を書いた「BIRDMAN」の他には、

ホテルのコンシェルジュと若い従業員の交友と冒険を描いた「The Grand Budapest Hotel
(独特のレトロなスタイルがハマる!有名俳優さんたちがさすがの存在感でチョイ役をやっているのを探すのも楽しいぞ)、

カンヌで監督賞を受賞したスリルと興奮度MAXの「FOXCATCHER
(レスリングの話で男ばっかりと思って敬遠しているみなさん、人間心理の描写がかなり面白いのでぜひ観て!)、

アート界の偽ベートーベン事件か?という「Big Eyes
(俳優さんの演技がすごすぎてキャラクターと一緒に腹が立ったり感動したり感情のジェットコースター体験ができる!)

が面白かった。

Q&Aのセッションがセットになっているスクリーニングもたくさんあります。監督のディレクション、俳優の役作り、オーディションのプロセスといった舞台裏のお話をじきじきに伺うことができとても勉強になるので、できるだけ行くようにしています。俳優ばかりで映画を観るという状況もこれまた面白い。盛り上がるツボが微妙に違って、内輪ウケっぽい空気が生まれて、エンドロールで出てくる俳優のクレジットのところでここ一番の拍手がどわっと沸いたりして。

今年はこれから2月にかけてノミネーション作品を全制覇する勢いでいきます。アワードシーズンのお祭り気分を最大限に満喫してきまーす。

ニューヨークの日本人

「二アベ」の中の人気コーナー「ニューヨークの日本人」が、パワーアップして帰ってきました。ツキツッキー司の政治ネタと、まりりん川出の芸達者ぶりをお楽しみください。英語字幕の追加/削除は、右下の「cc」をクリックしてね。

日米合作ウェブドラマ「二アベ(2ndアベニュー)」
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西洋的じゃぱんな役どころ

テレビドラマの撮影をしました。Geisha HM for TV

写真で伝わるかと思いますが、西洋的「じゃぱん/あじあ/おりえんたる」のステレオタイプど真ん中、という役どころでした。

俳優としてはひたすらキャラクターのリアリティを追求するのみです。

オーディションに受かるとまずうれしいのは、オーディション時に心を込めて演じたキャラクターをもう一度演じられることです。オーディション用に切り取られた一部(「サイズ」と呼ばれる台本)だけではなく、エピソード全体の台本を読むことができるし、現場で監督がディレクションをくださるおかげで、そのキャラクターの全体像やストーリー上の存在意義を把握できるのがうれしい。

今回は、自分がオーディションの時点ではまったく違う解釈をしていたこと&キャラクターの深め方がまだまだ足りてなかったことがわかって、とてもいい勉強になりました。次に生かそう。

詳細は追って。