「猫侍(Neko Samurai ~Samurai ♥ Cat~)」@ジャパン・カッツ

「猫侍」という映画を観ました。英題に座布団1枚!

猫侍公式サイト(日本語) http://nekozamurai.info

毎年夏にジャパンソサエティーで行われる「ジャパンカッツ(Japan Cuts)」は、日系の新映画がどどどーっとラインナップされちゃう&出演俳優や監督やプロデューサーさんなどからのお話も聞けちゃう贅沢な映画祭です。北米最大の日系映画祭と言うことで今年も大盛況だったそうですが、特にこの「猫侍」は、チケットが驚きの早さで完売したとジャパソのナデシコ・まさこ嬢がおっしゃっていた。当日のキャンセル待ちリストにも長蛇の列ができていました。

チケットはアフターパーティー込みだったので、猫ラバーだけでなく、ゲストでいらした俳優の北村一輝さんラバーが殺到した結果か。japancutsposter

北村さんはこの映画祭で、the CUT ABOVE Award for Excellence in Film という、映画を通して国際的に活躍&貢献された方に贈られる賞を受賞されました。

この「猫侍」、上映前のトークバックにて北村さんが、

「最近の日本は、次につながるために商品として売れる作品や映画賞ねらいの作品が多いように感じていて、でも自分は映画は100%お客さんのためのものだと思っている。「猫侍」は、おじいちゃんおばあちゃんから子どもまで、家族みんなで楽しめるエンタメ作品を作りたいという思いから生まれました。」

とおっしゃっていた通りの作品でした。一緒に楽しんだ隣の席の方とも話盛り上がったし。さらに北村さんは、

「…なので、映画の質とかは二の次だったんですけど、まさか賞をいただけるとは…」

と続けて、会場をどわっと笑わせていらっしゃいました。なにをおっしゃるうさぎさん。

映画もさることながら、北村さんと共演してらっしゃるこの猫ちゃんが、もうね、とっても愛らしくて芸達者で、彼女が登場するたびに、「あは〜ん」「おぉ〜ん」と悶絶した人々の甘いため息&喘ぎ声がもれる、もれる。「かわいい」の過剰摂取によって、上映後に電気がついた時にはとろけてトロトロになった姿があちこちに。

だってね、みてみて、この瞳ヤバくない?↓Samuraicat

わたしもバター化したい!と思った猫ファンの方に、朗報!

ジャパンソサエティーでは来年の3月から平木浮世絵コレクションを中心としたにゃんとも猫だらけな猫の浮世絵の展覧会(!!タイトル未定)を検討中だそうなので、彼らのアップデートに乞うご期待です。

japancuts(写真はすべてネットより

「猫侍」の他にも面白い作品がたくさんありました。例えば、「太秦ライムライト」という映画!時代劇の聖地・太秦で活躍する「斬られ役」のエキストラの達人のおじいさまにライムライトを当てた作品で、時代の移り変わりの中でのこのおじいさまや周りの人々の信念や葛藤や成長を描いたヒューマンドラマ。ユーモアたっぷり。ネタ満載。そして日米合作。現在、日本でも公開中だそうです。日本のエンタメの明るい未来のためにも、こういう素晴らしいインディー映画をどんどん観にいきましょーう。

いやーいやー、3年前に初めて訪れて感激したジャパンカッツ、今年も気合い入ってました。上映される映画のセレクションにソウルを感じます。責任者の Joel さんとお話をさせていただいたのですが、彼がジャパンカッツのラインナップを選ぶために観た映画の本数の多さにぶったまげました。商業ベースの映画はいつでもどこでも観やすいけれど、そうではない素晴らしいインディー作品にも出会えるのは映画祭ならではですよね。

ジャパンカッツは日曜で終了。今年も素敵なイベントを実現させてくださったジャパンソサエティーのみなさま、スポンサーのみなさま(サッポロビールさん!ユニクロさん!!などが強力サポート)、関係者のみなさまに感謝です。来年も楽しみだー。

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