はじめまして

報告があります。

まだ、ランゲージパートナーにしか話していなくて、

両親にも、

友達にも、

言っていないのだけど…

Nico1
うさぎが家族になりました。

「ニコリーノ(Nicolino)」です。よろしく!」

リサーチとシュミレーションを繰り返し、
シェルターとレスキュー団体の施設を何度も往復し、
話したりメールするチャンスがあれば友達にもここぞとばかりに相談し、

ついに、つ。い。に。

ご縁があって、この子を養子にする(アダプトする)ことに決めました。ふ、ふ、ふふふ、ふふh。ふー…。渡米の決断もこんなに慎重じゃなかった。

エサや飼育法や病気のことだけでなく、留守のときのヘルプ確保、万一飛行機で移動することになったときや介護が必要になったときのシュミレーションなど、やはり責任が大きいので、念には念を重ねました。

ニコリーノがうちに来て以来、もうね、お部屋の角のケージが気になってしょうがないのですがね、ひと思いに周りを布で囲って見えなくしました。さらに、わたしは抜き足差し足どろぼう足で行動。今の新しい環境を、はやく自分のものにしてもらうための配慮です。

が、しかしですよ。

うちにきて1週間ですでに、横倒しの爆睡ぶり。さらには、敷物にした草マットに背中をこすりつけてごろんちょごろんちょしてる。

狩られる側の動物なのに、そんなに無防備でいいの?大物?

先代うさぎのミントくんが亡くなってからはや10年。久しぶりに目にするうさぎの生態は、驚きの連続です。

とくにニコリーノは100% 室内飼いの試み。毎日庭で遊ばせることができたミントのときとは勝手が違うので、別の勉強をしています。

ちなみに、うさぎと飼い主さんの救世主 House Rabbit Society は、100% 室内飼いのうさぎを「Domestic Rabbit(家畜うさぎ)」と区別して「House Rabbit(ハウスラビット)」と定義。彼らのウェブサイトには、エサや飼育法の知識だけでなく病院リストなどの実用情報もあってとても参考になります。

あ、そうそう。報告があります。

この春から、お世話になったうさぎレスキューNPOの活動をお手伝いします。前述のHRSのお仲間です。イースター前後から6~8月は彼らの施設で引き受けるうさぎの数がピークらしく、今の時期は大忙しなんですって。

彼らの情熱と活動内容に共感したので、ちょっと詳しく書きますね。

シェルターには、毎月数10匹の新しいうさぎがやってくるそうです(AC&C)。

飼い主たちが飼えなくなったうさぎを施設に引き渡しにくるケースはまだマシですが、ヒドいときは、袋に入れてゴミ箱に捨てられたり、箱に入れて置き去りにされたり、道や公園に放されたりした野良うさぎが、保護されて運ばれてくるそうです。

でも、施設に行き着くうさぎはむしろラッキーなんだとか。LIRR

かわいくなくなって興味が失せた、
世話役の子どもが飽きた、
意外とお金と手間がかかるのでたいへん、

などの理由で世話を放棄され、ケージの中で人知れず餓死するうさぎたちがたくさんいるそうです。

また、外に捨てられたり逃げたりして、かろうじて餓死は免れたうさぎも、誰かに保護されない限り、長くは生きられません。ペットとして生きた経験しかない彼らには野生の勘も知恵もありませんので、エサも水もない状況で衰弱して、他の動物に襲われたり事故にあったりして、怖い思いをして亡くなる場合がほとんどです。

にも動くぬいぐるみのノリでうさぎがイースターのギフトにされると書きましたが、同じ境遇のひよこを含めそのうちの95%が1年以内に死亡するそうです…。

大量のうさぎやひよこがヒドい目にあってるなんて知ったら、復活したてのキリストさまも寝起きにびっくり仰天ですよ。

生き物を衝動買いしたりサプライズで誰かにあげたりするリスクは大きいですね。

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今後10年も付き合っていく家族だから、面倒くさいこと抜きにして、こだわりの条件を満たしたうさぎたちを買いたい。
ビビッと「運命」を感じたうさぎを、出会ったその場で連れて帰りたい。

そんな気持ちも、よくわかります。

でも、ペットショップで子うさぎを買う前に、知っておいてほしい。

ペットショップのうさぎたちは、虚弱体質である可能性があること。これは、大量生産ラインに乗って一番「売れる」時期にお店に出すために、乳離れ前に親と隔離されるため、または、「純血種」として売るために近親交配されたため、などが原因です。お店側はあくまでも商売ですから、飼い主さんとうさぎにとって本当に大事な情報を得られにくいといったデメリットがあります。

事情はそれぞれあれど、次々と捨てうさぎを生み出しシェルターを溢れさせている諸悪の根源(とわたしは思っている)、コマーシャル化されたペット業界のシステムをサポートすることになってしまっていることを、よく考えていただきたい。お店の一部をシェルター/レスキューに提供してアダプションのコーナーを設けてくれるようなニューヨークの良心的なペットショップでは、うさぎの生体販売を禁止しているところがほとんどです。

というわけで、「気まマホ日記 」にお立ち寄りのみなさまには、この場を借りて、まずはシェルターやレスキューの親を必要としている子を養子にする(アダプトする)という選択肢を検討されることを強くお願い申し上げます。

たしかに買うよりもプロセスは面倒ですが、それを補って有り余るメリットが、飼い主さんにもうさぎたちにもたくさんあるのですよ。

わたしも調べるまで知らなかったのですが、養子縁組(アダプション)だって、根気よく探せば種類や年齢を選べます!先方に希望を伝えておけば、この子だ!といううさぎに出会うまで情報を送り続けてもらうことができる場合もあります。

また、アダプトすることによって、選んだうさぎだけでなく、そのうさぎがいた施設のスポットに新しく入ることのできるうさぎの2匹を救うことができます。

施設のうさぎは健康診断をしっかり受けてワクチンや去勢などもばっちりの健康体だし(そうでない場合はしっかりケアの仕方を指導してくれます)、エキスパートによってトイレや抱っこのしつけもされた(うさぎは基本的に抱っこは苦手な子が多いのですが)、いわばエリート組のうさぎたち。

さらに、性格も引き取る前にある程度わかるので、相性の合ったうさぎさんと暮らせる可能性が高くなります。各うさぎのキャラクターと人間側の生活スタイルや希望を元に、エキスパートがアドバイスをくれるでしょう。

そう、何と言っても、エキスパートに相談できることのメリットはかなり大きい。

彼らは、同じうさぎがまた捨てられてしまうことのないようにかなり慎重です。なので、リスクも含めて腹を割って相談にのってくれますし、アフターサービスもばっちり!心強いかぎりですよね。

まだまだ!

アダプションには金銭的メリットもあります!

アダプション料金の50~100㌦(変動あり)というのは,うさぎを買って自分で病院に連れて行くよりもずっと安いし(うさぎの値段+健康診断1回50~150㌦くらい+去勢100~500㌦くらいかかる)、そのお金の使い道も施設の他の保護うさぎの治療費やエサ代!とクリアです。また、提携ペットショップのうさぎ関連商品の割引券がついてくる場合もあります(AC&Cの場合はPetcoの)。

かわいくない
好きな子も選べない
高齢の子とか病気の子ばっかり
けっきょく他人が捨てた余り物

こうした、シェルターの子たちへの誤解がなくなればいいと思います。わたしが出会った保護うさぎさんたちは、子うさぎから大人うさぎまでかわいい子ばかりでしたし、よく人に慣れた子も多かったですよ。捨てられる理由のほとんどが人間の都合や無知によるもの、というのが現状です。

※ ペット禁止のアパートへの引っ越し、アレルギー、スペースがない、成長してかわいくなくなった、子どもが飽きて世話をしなくなった、忙しくてかまえなくなった、意外とお金もかかるし長く生きることを知った、等。

とこんな感じで、アダプションは知れば知るほどいいことだらけです。今後も機会を見て体験レポートをしていきますね。

☆☆☆

最後に。ニコリーノとは末長いお付き合いになるので、ごまめの時みたいに気まマホ日記がごまマホ日記に改名しかけるようなフィーバー状態にはなりませんが、これからもときどき登場するのでよろしくお願いしまーす。

 

P.S. アメリカ在住の方は、とりあえずPetfinderをのぞいてみるのがおすすめです。http://www.petfinder.com
このサイトには、飼い主募集中のうさぎの情報を、シェルターやレスキューがアップロードしています。犬、猫、鳥、蛇、ねずみ…などもいます。エリアごとに検索も可能。年齢や種類の絞り込みもOK。

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