月別アーカイブ: 2013年7月

バカラ×天狗舞

石川県の名酒・天狗舞を、クリスタルで有名な Baccarat (バカラ) のグラスで楽しもう!というたいへん贅沢な企画に招待していただきました。

コーディネイターはもちろん、我らが笑う酒サムライ・ちずちゃん (Sake Discoveries)。

胸がときめくバカラクリスタルに囲まれた店内で、3種類の天狗舞が振る舞われました。味がすべて微妙に違うんです。しかも、グラスの形でお酒の味って変わるらしいので、むやみにバカラなわけではないのですよ。

DSCN9801気がつけば、ものすごい人。

ほろ酔いニューヨーカーと高級クリスタル…わたしは粗忽なので、ときめきとは違う意味でドキドキする。

Kumahime sandwich2 copyNYの胃袋系なら誰もが知ってる大人気ブロガーの通称・姫さんと、旦那さまのクマさん。

天狗舞ナイトの詳細は、彼女のキュートで楽しいブログ(愛 LOVE New York)でアップしてくださっています。

ほろ酔いだし、初めての方や久しぶりに会う友達と楽しくお話しできたし、さすが、お酒好きのみなさまだけあって褒め言葉を惜しまないしで、たいへん気分が良い。で、調子に乗ってキャンギャルポーズ。わっはー

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お手元の天狗舞ボトルは、有名デザイナーのアレキサンダー・ゲルマンさんがデザインしたラベルだそう。

日本酒の海外人気は、本当にすごい!と実感させられる夜でした。これはうれしい。ますますのご活躍を微力ながら応援しています。

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松井秀樹選手のヤンキース引退式とイチロー選手

ニューヨークでも”ゴジラ”のあだ名でファンに愛されている松井秀喜選手。彼のヤンキース引退式に誘っていただいたので、今日はヤンキーススタジアムへ行ってきた。

スタジアムの周りには日本人がたくさん。ちょっと早めに行ったのは、リミテッドエディションの記念品をゲットするためです。

DSCN9758頭がびよよよよ〜んと動く人形を「Bobble Head」というらしい。で、中に入っていたバブルヘッドはこちら。

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これは…似せようという努力はしたのかな。でもうれしいからいいです。

松井選手のご家族もお見えになって、大きな声援につつまれながらの引退式でした。

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最後の始球式。DSCN9777

ゲームが始まると、すぐさまボルテージ急上昇。というのも、復帰したてのDerek Jeter選手が一球目でいきなりホームランを打ったから!

彼の人気はすさまじく、どわーっとうねる会場は圧巻でした。
DSCN9788でました、我らがイチロー選手。へー、あのイチローポーズ、打つ前に毎回やるんだな!

イチロー選手の姿は、今にも獲物を捕らえようとするチーターみたいでした。殺気というか集中力というか、とりまくオーラが目に見えそう。会場の期待を一身に背負い、スパコーン!とヒットを飛ばしてくれた時には鳥肌が立ちました。

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←バケツ入り大漁丸ポテト。このでかさにも慣れたぞ。

ごはんを食べながらでもなく、コタツで寝ながらでもなく、集中してみると野球って面白いんだなー。

たくさんの人が一堂に集まってるので、臨場感もすさまじいです。最初にアメリカ国歌が流れてスタジアムが一体となったときには、その圧倒的な迫力にじーんとこみ上げてくるものがありました。

すごい、すごい。すごいしか言葉が思いつかないけどすごかったです。

らんちき白雪姫 by Paul MacCarthy

ただ今マンハッタンの3カ所(チェルシーで一カ所、残り2つはアップタウン)で開催されて注目されている Paul MacCarthy さんというアーティストによる展示を観にいった。お供はもちろん、われらが毒舌アートディーバのさっちゃん。

ふたつが近いのでいっぺんに行っちゃおう。まずは、Madison と69丁目にあるギャラリー、Hauser & Wirth へ。

裸の人間の型でつくったシリコンの人形が5体飾ってあるのだが、ホンモノの人間がこのなかに寝そべってても絶対分からんだろう…というくらい精巧で、あんなところやこんなところをまじまじと見るのを遠慮したくなるくらいだった。それでもまじまじ見てると、今にも「ぶゎくしょん!」とか言い出しそうな雰囲気。毛とかもリアルでキモすごい。

なんと、この日が最終日だった。

で、お次は歩いて5分ほどのPark Avenue Armoryへ。

Park Avenue と66丁目にそびえるこの巨大な赤煉瓦の建物は、元々戦車や戦闘機を格納していた倉庫だという。内部も拡張高く、とても美しい。アートエキシビション以外には、ビールのお祭りなどのイベントに使われているらしい。

テーマは「白雪姫」。ただし、エログロ満載でどろどろデレデレな大人の白雪姫である。映像はともかく、高床式にアレンジされた巨大な森はなかなか見応えがあった。

うーむ。かつてメトロポリタン美術館で衝撃を受けた「アレキサンダー・マックイーン」の展示を、同じ「人間狂気地獄絵図系」に分類するとして無理矢理比べてみることにする。

アレキサンダーマックイーンの展示が、「魔女狩り」とか「生け贄」を連想させる強烈な「死」臭を醸し出し、「この美を生み出すために何人死んでるんだ…」と考えちゃうぐらいに恐ろしく、「趣味が悪い」どうこうの次元を超越しているとするならば、こちら白雪姫の展示は、欲望が満載の強烈な「生(性?)」の臭いを醸し出していて、思いっきり「趣味悪いなー」と笑える余裕があった。登場人物はみんな狂っているけどそれなりにバカやっていて楽しそうで、ある種のユーモアがあって、作品全体が悪い冗談みたいな。悪ノリが過ぎたコスプレらんちき乱交ドロドロドラッグらんちきパーティにカメラが潜入し、その映像を無理矢理アートと言われて観せられているような感じ。

ドロドロしてデレデレしてばしゃーっという感じは、最近のホラードラマのセットで見慣れていたので、免疫がついていたのかもしれない。

さっちゃんによると、チェルシーのギャラリーの展示もこんな感じで「趣味が悪い」らしく、もう2度と行きたくないらしい。わたしももういいや。

あ、だから、高床式の森はすごかったですよ。森の木たちもなんとなくエログロなデザインでした。0614McCarthyWS-DwarvesHeader

ちなみに17歳以下は禁止。英断だ。展示は8/4まで。

王道ミュージカル「MAMMA MIA!」

幼なじみが会社の研修でニューヨークにやって来た。

いまや立派な営業マンになった彼。団体行動だった1日目と2日目の夜は、居酒屋からのピアノバー直行からのラーメンコースだったらしい。ここはザギンかギロッポンですか…。 ※NYではキャバクラのことをピアノバーと言う

でもさすがに3日目は「とりあえずミュージカル観るっしょ!」とか言ってノリノリだったので、彼の先輩ひとりも一緒に「マンマ・ミーア」にお連れすることにした。1999年にロンドンでデビューし、今もなお世界中の劇場で公開されるロング・ヒット・ミュージカルだ。

mammamia1わたしも観るのは実に4年ぶりで、話の内容(あらすじ等はwikiへどうぞ。)もすっかり忘れていたのだが、これがものすごーくよかった。

超一流の才能とか、途方もない努力の積み重ねとか、燃えたぎる情熱とかが、ステージ上で一挙に大爆発するのを目の当たりにできる。ストーリーを通して、生演奏の音色と俳優の声を通して、作品に込められた信念がこちらに語りかけてくる。

すごい。圧巻。まさに、魂の上演。

これほどまでに人を楽しませることに己を賭けた人たちの作品をいつでも観られるというのは、ニューヨークに住む最大のアドバンテージのひとつである(そうだよ、自慢だよ)。

ABBAの音楽も最高。ちょいちょい挟んでくる熟女ギャグも最高。そして、4年前には気がつかなかったけど、結婚観の違いや夫/父親への思いがぶつかり合う母と子、世間ではオールド・ミスなんて言われて身体にガタが来つつも女としての魅力全開な熟女たち…と、社会的・精神的な自立を目指す女性たちへ向けての応援メッセージが満載なのが印象的だった。

馴染みの曲がかなりあるし、クライマックスも踊れや歌えのクラブ状態で、かなり、か・な・り!盛り上がるので、観光で来たお友達におすすめするには最適のミュージカルだ。

まぁその後はもちろん居酒屋に直行して枝豆とビールで乾杯しましたけどね。

薄暗い現実が吹っ飛ぶ度★★★★★
おっぱいネタ★★★★
結婚前夜に同性どうしめちゃくちゃやれるバチュラーパーティっていいな★★★
これだよ!このためにニューヨーク いるよ!★★★★★★

おしゃれヘドロ事件

先週の話。あついあつい、と言いながら買い物から帰ってきて引き出しを開けると、それはそれはおどろおどろしい光景が広がっていた。一部の底と側面にべったりと、蛍光みどり色のドロドロな物体が付着していたのだ。

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うわー!なんだこれ。

ちょっとちょっとこんなん買った覚えないわよー…と思ってよく考えてみたら、暑さで溶けてしまったMOMAデザインショップの「おしゃれ十字輪ゴム」だった。

←こんな風に使えるコレ。プレゼントのリボン代わりにも。

かつての洗練されたお姿はどこへ。今やハチミツほどの粘度でへばりつくだけが取り柄の毒々しいヘドロに成り果てている。こすってもこすってもナッカなか取れないし、ネオンカラーがいかにも有毒物質っぽいしで本当にやっかいだ。

やっぱりおしゃれなものって軟弱だ。気温38度だ40度だと言っているときに、ちゃらちゃらしてたらだめなのだ。

そんなこんなで笑けてくるくらい暑かった先週とは対照的に、今週は暑さは一段落していて、街をゆく人たちもほっとした表情。

世界のビジネスとエンタメの中心としてブイブイ言わせているニューヨークも、四季を通して天気に翻弄されっぱなしだ。