月別アーカイブ: 2013年5月

春眠暁も宵も覚えず

DSC0143410日間の「2ndアベニュー」撮影マラソン、おかげさまで無事に終了しました。

ありがとうの気持ちがわたしのキャパを超えたため、街を行き交うニューヨーカーたちに手当り次第にハグ&キスしてまわりたい気分でした。

取り急ぎ、ご報告まで。

とりあえずひたすら寝て、また製作に励みます。

「2ndアベニュー」撮影開始

いよいよ今日から、わたしたちが試行錯誤をして育ててきた企画・日本向けウェブドラマシリーズ「2ndアベニュー」の撮影が始まりました。

DSCN0336↑小道具のお弁当を自作。お昼はこれを食べられなかったので、さっき帰ってから食べました。

てるてる坊主も吊るしたし、風邪も引いていないし、うまくいくように、どうぞ祈ってやってください…

“Edo Pop(江戸ポップ)” @ Japan Society

ジャパンソサエティーで、6月9日まで”江戸ポップ〜浮世絵に見るグラフィック感性の魅力”の展示が大好評開催中です。

江戸時代の浮世絵アートと、そこからインスパイアされた現代美術が一堂に会する企画展です。ミネアポリス美術館所蔵の浮世絵コレクションから約100点の名品、さらに、この展示のため特別に選ばれた10名の現代美術作家の作品が紹介されています。

ジャパソのナデシコ・まさこ嬢が、ランチ前だと言うのにひとつひとつ丁寧に解説してくださったので、乾いたスポンジが水を吸い込んでいくように、脳みそがアートの世界に浸っていく気分でした。

浮世絵って、もともとお皿やなんやを海外に輸出するときにハコの中に入れるクッション材として使われていたって知ってました?それに惚れ込んだ海外の方々が集めたものが広がって、ヨーロッパの絵に影響を及ぼすようになったそうです。

驚きでした。こんな素敵な紙が一緒に入っていたら興奮するだろうな。子どもの頃、海外の友達からの荷物の中に入っていた英字新聞が無性にかっこよくて大事に保存していたことを思い出しました。

さてさて、こちらの鮮やかな絵。大きい扇風機で出入り口に向けて換気をしながら、壁に直で描いたんですと!すんごい迫力。まさこ嬢おすすめの写真アングルです。

DSCN0296

江戸でポップ!な旅行者の皆さん。
edo pop!お友達の、現代美術アーティストの松山智一さんの絵も出品されています。本当に素晴らしいので、ぜひ生で見られるこの機会をお見逃しなく。

「I love you 」と「愛してる」の違い

前回のポストに書いた映画「What Maisie Knew」の中で個人的に印象深かったのが、いろいろな場面で、大人たちがメイジーに言う「I love you」だ。

そこで思い出すのが、よく英語圏の方々からいただくこの質問。

「”I love you”って日本語で何て言うの?」

「直訳は”アイシテル”だよ。でも、あまり気軽に使わないよ」

「えっ! じゃあ、I love youって気持ちはどうやって伝えるの?」

「…。んー。たぶん、愛してたら言葉にしなくても伝わるはずだから大丈夫って考えだと思う。」

そうなのだ。「アイシテル=I love you」という訳は誰でも知っているが、気持ちを察することが美とされる日本には、アメリカの「I love you」に相当する直接的な表現がないのだ。ニューヨークのような、相手が察してくれることが前提でない多様性の街に住んでいると、自分の意見や思いを言葉にして伝えることの大切さを嫌でも学ぶことになる。「愛」「好き」といった感情も、どんどん言葉にする。

ただ、こちらの「I love you」は、そもそも日本のそれとは意味合いが違うように思う。

久しぶりに会ったらとりあえず「I love you」、授業のノートを写させてくれたら「I love you 」、電話を切るときも「I love you」、さらには道ゆく赤の他人のおっさんまでもが「Sexy legs! I love you~」などと言ってきたりする。

「Maisie〜」の中でもいろんなコンテクストで「I love you」が使われていたが、相手に対して何かをしてもらうため、機嫌をとるため、または許してもらうために、おまじないのように口から出てくる「I love you」は、「支配」や「操作」の言葉が「愛」の皮をかぶっただけなのではないだろうか。。。そんなことを観終わった後にぼーっと考えていた。

というか、そもそも愛ってなんですか。

…今日はこんなで。おやすみなさい