冷めやらぬ興奮。Ingeの「Picnic」on Broadway

笑えて、セクシーで、せつない。

ブロードウェーでプレビュー中の、William Ingeの舞台劇「Picnic」を観た。

Picnic2_300x3001あらすじ。

40、50年代アメリカの、保守的な片田舎の小さな街。家族や友人でのピクニックの準備をする女たちのところに、セクシーでマナーのなっていない若い男が現れる。ひと騒動を起こした彼が街から追い出されようとするとき、彼に強く心を奪われたお嬢様育ちの長女は、先の保証された人生を変えるかどうかの決断をせまられる。(ちゃんとしたあらすじは、Wiki様にお尋ねしよう。「Picnic (play)」(英語)

舞台演出のSam Goldさんのユーモアたっぷりのディレクションは、「Seminar」、「Look Back in Anger」、「Uncle Vanya」と観てきたが、今回のピクニックがわたしには一番ハマった。

ところで、女性の作家が描く「女」と、男性の作家が描く「女」とは違うと思う。インジの作品を読んだときの最初の印象がまさにそうだった。

彼は、”男優勢社会で翻弄される、自分の美しさ/セックスアピールを持て余す純粋で無垢な女性”を描くことが多い。初めて読んだ3作品(Bus Stop, Picnic, A Loss of Roses)が連続して特にそうだったので、「男のロマンやなぁ」と思ったっきり、それ以降はあまり興味を持てないでいた。

しかし、改めてプロダクションの形で堪能させていただいたこのピクニックは、そんな抵抗感を吹き飛ばすほど面白く、相当に興奮した。インジの他の作品も、またどんどん読んでみることにしよう。

思えば、50年代のアメリカで「ロリコン」とか「男を性欲の対象として見る女」を描いたインジの挑戦はすごい。人間の普遍的な葛藤は、時代が変わっても色あせたりしない。

かなり気に入ったので、プレビューが開けたらまた観にいっちゃうと思います。Act1の最後の決め台詞、「We’re not goin’ on no goddamn picnic」が頭から離れない。きゃーーーっっ♥

ドレスどれも欲しい!度 ★★★
Reed Birney(ハワード)のなんとも言えない顔 ★★★★★
Ellen Burstyn(ヘレン)の最後の台詞 ★★★★★
ええ体 de 目の保養度 ★★★★★

学割、当日割あります。

Picnic 公式ウェブサイト
Student Rush: A limited number of half-price seats sold a half hour before curtain. They are subject to availability and limited to 1 per person with a valid student ID.

General Rush: $32 – A limited number of tickets sold when the box office opens on the day of the performance. Tickets are subject to availability and limited to 2 per person. Tickets located in the rear sides of the mezzanine. Cash or credit card.

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