「Glengarry Glen Ross」でアル・パチーノを拝む

隣り合う劇場で、デイビッド・マメットのブロードウェイ舞台を2晩続けて観た。

第1弾は、アル・パチーノさん出演でにぎわう「Glengarry Glen Ross」。

パチーノさんは、映画版において、最優秀営業マンであるローマ役をやったことで有名。彼のおかげで、軟弱な男を説得してリースを売りつけるローマのモノローグを披露したがる男優は後を絶たない。

今回のブロードウェイの舞台では、彼は年配のキャラクターを演じている。

あらすじは簡単。キャデラックを賭けて営業成績を競い合う不動産屋の男たちの間で起こる、ある事件の話。タイトルの「Glengarry Glen Ross」とは売りにかかっている土地の名前である。女の影は一瞬たりとも出てこない。本作は、「ネズミたちがケージの中で争ってるだけの話」などと評価がなされることも多い。

パチーノフィーバーにより、チケットはなかなか取れません。前回の「ヴェニスの商人」のときもそうだったが、彼のスター性はすごい。観客はほとんどパチーノさんを拝みにきてるいといってよいバブル状態なので、彼がどんな演技をしようとおっけーだという空気が流れている。

この舞台は、他の役者さんの演技が安定していて、かなりしっかりしたプロダクションだったので、パチーノさんが出ていなかったとしても十分に楽しめただろうと思った。

わたしは、マメットの劇の中に往々にして出てくる、相手の話を最後まで聞かずにしゃべり散らすキャラクターたちがどうもじれったくて苦手なのだが、このプロダクションではかなり笑いました。

テンポ ★★★★★
パチーノ “カメオ” な演出 ★★★★
怒るオトナの滑稽ぶり ★★★★
英語の教育的配慮度 ☆

立ち見席の割引もあります。

Glengarry Glen Ross  http://www.glengarrybroadway.com

Standing Room: $37 – limited standing room tickets will be available for purchase only at the box office of the Gerald Schoenfeld Theatre (236 West 45th Street) on a same-day, rush basis and will be priced at $37 each, with a limit of two per person. These tickets will only be available for purchase during the two-hours prior to curtain of any given performance.

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